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新型コロナウイルス陽性判明後、療養期間を終えた方に共通して現れる ある症状とは(五反田 鍼灸院)




今回は、PCR抗原検査後、陽性と判定されてから療養期間を終了された方へ向けてのご紹介です。



香庵がある品川区では、




陽性判明後の療養期間について


・発症日から10日間経過し、且つ、症状軽快から72時間経過していること

・無症状で妖精の場合には検査日の次の日から7日間経過するまで とされています。

(品川区「新型コロナウイルス感染症と診断された方へ」より抜粋)




鍼灸治療対象の方は、新型コロナウイルス感染症と診断され療養期間を終了された方です。




解熱剤を使用せずに37.5℃未満、呼吸器症状のない方であるにもかかわらず、おからだの不調を感じる方に向けて鍼灸治療を行っています。






新型コロナウイルスに感染しましたというご連絡





定期的な鍼灸治療で来院される方からコロナに感染してしまったというお知らせを頂くことがあります。



普段から身体のメンテナンスしてたし、感染症対策もして外出も控えていたのに…なんで私がコロナ感染するの!?



...と、ショックと悔しさと症状や後遺症への不安感が入り混じったお気持ちをお伺いすることも。




でも、コロナになりたくてなったわけではないし、予防対策は充分されていた上でも感染してしまったということだし、ご本人の責任ではないんですよね。




これは「コロナ禍」なので、防いでも来る時はくる!という疫病です。




ご自身のことを責めたりせず、しっかり休んで回復することを優先なさってくださいね!とお伝えしています。




また、新型コロナウイルス感染後の療養期間を終えた方で香庵に来院される方には、共通したお身体の特徴があると感じています。






新型コロナウイルス感染後、

療養期間を終えたおからだに共通して現れる症状

~感じていることと真逆の症状が現れる身体~




新型コロナウイルス感染後の療養期間を終えて来院された方に体調をお伺いすると、皆さま共通してある症状についてお話されます。




それは、全身の強いダルさを感じるという症状です。




チカラが入りにくくて、1日中全身の強いダルさが続き、何もやる気が起きない…という方もいらっしゃいます。




でも、実際にお身体の状態をチェックすると、まったく違う症状が現れています。




それは、全身が硬くこわばり、皮ふがパツンパツンにつっぱっていて、全身の筋肉にチカラを入れているかのようなガチガチの状態になっていることが多い、ということです。




ご本人はダルくてチカラが入らないと言うけど、お身体は皮ふさえつっぱってるほどのガチガチにチカラ入ってるかのような矛盾した症状…




風邪を引いた方や、肩こり・腰痛の方にも診られない症状の現れ方です。




このギャップこそ、新型コロナウイルス感染後の療養期間を終えた方にしか現れない特徴的な症状のように感じます。





診断時にチェックすること

~からだに現れる歪みを見つける方法~




新型コロナウイルス感染後の療養期間を終えた方に向けての回復を促す鍼灸治療では、まず、身体に現れている症状にフォーカスします。




仰向けになったとき、肩や背中がベッドから浮き上がる不自然な姿勢になる特徴も現れます。

しかし、ご本人の感覚では「楽に寝ている」と感じるようです。




新型コロナウイルス感染後の後遺症としての記載などはないのかもしれませんが「今、起きていること」に身体の状態と感覚がズレてしまうのも新型コロナウイルス感染後に起こりやすいのではないかと感じています。




また、左右の肩や背中がベッドから均等に浮き上がることはなく、浮き上がる高さや筋肉のひきつれ、つっぱり感がそれぞれ違い左右差があります。




その全身の筋肉のひきつれの左右差が足の長さのズレとなって現れます。(寝ているご本人の左右の踵(かかと)の位置でチェックします)




足の長さのズレは、骨盤が歪んでるからではありません。




身体のあちこちの筋肉の強いひきつれによって全身の左右バランスが変わり、その歪(ひず)みが末端である足の長さのズレとなって現れた、ということです。




足の長さのズレは個人差がありますが、1〜2cm近く左右の足の長さが違ってしまいます。

それだけ全身の筋肉のひきつれが強いことを現しています。




このような診断チェックをご本人とご一緒に行い、客観的に身体の状態を確認していきます。






新型コロナウイルス感染後の回復を促す鍼灸治療

~本来のご自身のおからだを取り戻すまで~





・からだ全体のエネルギーバランスを整える



さらに、鍼灸治療の診断技術を使って、身体のどのエネルギーが機能しづらくなっているかを特定していきます。




身体を守り動かしている機能はたくさんありますが、例えばこのような機能です。


・筋肉をゆるめる

・血流を促す

・胃腸の消化機能を上げる

・身体を温めるチカラを上げる

・回復する気力そのものを高める




身体のエネルギーバランスを整えて、リラックス効果を高め、回復を促す効果的なポイントを厳選していきます。




全身に点在する360個以上あるとされるツボの中から1つだけに絞って特定し鍼で刺激します。

鍼で刺激するといっても髪の毛とほぼ同じくらいの細さの鍼で、通常は皮ふに対して4mm以下の刺激です。香庵では0.8mm未満の浅い刺激でもしっかり効果を得られる手法を使います。




この刺激によって、左右の足の長さが同じになります。全身の筋肉の強いひきつれと連動した足の長さのズレだったので、足の長さがそろうことは、全身の筋肉の強いひきつれにも良い影響を与えることができます。






・からだの緊張をゆるめ、エネルギーの流れをさらにアップ




鍼の刺激でお身体の変化を確認しながら全身の筋肉の強いひきつれをゆるめていきます。


身体が少しずつですが確実にゆるんでくると、呼吸が深くなりリラックスして眠くなる方もいらっしゃるようです。






・野球マンガの主人公みたいな状態だったことに気づく瞬間




無意識のレベルで全身の筋肉にチカラを入れているかのようなガチガチの状態で日常の動作や仕事をしていたんだ!ということに気付き、




まるで、養成ギプスをつけてトレーニングを強制させられる野球マンガの主人公みたいな状態だったわけだから、




いつも疲れていてチカラが入りにくくて、1日中全身の強いダルさが続き、何もやる気が起きない…って、そりゃ〜なりますね〜( ̄▽ ̄;)




…と、ご自身の症状に自然と納得できた、という方もいらっしゃいます。







***ちょっと脱線☆野球マンガの主人公について(*´∀`*)***



野球マンガの主人公とは「巨人の星」の星 飛雄馬(ほし ひゅうま)。

" 大リーグボール養成ギプス " と呼ばれる、筋力増強を目的とした身体装着型器具を常に使用しての生活を強いられるシーンが登場する。(ウィキペディア)



ある一定の世代では、動かしにくいのにムリヤリ動かさなければいけない状況で「まるで養成ギプスだよ~!」とひと言つぶやくだけで引用元がわかるほど共通認識されている......と、思う(笑)








・おからだの変化を実感!本来のご自身のおからだを取り戻す




施術後、仰向けになったときには、肩や背中がベッドにベッタリと付いてチカラが自然に抜けている状態となることが多いです。




枕に乗せた後頭部から首、肩、背中、腰…と、ご自身のお身体がどんな状態にあるかセルフスキャンしていただいても、安心してベッドに全身を預けてる感覚を味わっていただいています。




このような本来のリラックスできるお身体の状態を取り戻したあとは、ご自宅での睡眠中にも回復力がしっかりと機能しやすくなります。




鍼灸治療が終わっても治療効果は持続するので、数日かけて、お身体がどんどん軽やかになるのを感じられると思います。





ご自身のおからだを良い状態にキープするために

~お身体へのメリットを最大限に引き出すポイント~





新型コロナウイルス感染後の療養期間が終わり、本来のご自身のおからだを取り戻したといっても、免疫力をはじめ身体の各機能はフル稼働して回復にむけてエネルギーを使っています。




すぐにハードワークを再開されたり、休息や睡眠を充分に取らなかったり、飲酒もそうですが暴飲暴食などをすると、その疲労回復のためにエネルギーを消耗してしまいます。




せっかく鍼灸治療をしても、治療効果がうまく引き出せない状況をつくってしまいます☆

それって、すごくすご~くモッタイナイですよね!




おからだ様(心とからだの総称)は、回復機能を高め、血液循環を促し、ゆるやかで軽やかなコンディションを整えていこう♪とがんばってくれます。




ぜひ、ご自身のおからだ様をサポートしてあげるつもりで、ご自身をいたわって大事にされながら過ごされてみてください。数日間でもよいのでぜひそのようなセルフケアに取り組んでいただけたら鍼灸治療の効果もさらに上がりますよ!




お身体へのメリットを最大限に活かしたライフスタイルを取り戻していただけたらうれしいです!





 

五反田の鍼灸院 香庵(かのん)

東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号

五反田駅をご利用の方

JR山手線・都営浅草線 五反田駅西口改札 徒歩5~7分(約500m)


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