仕事と育児で限界...全身疲労の鍼灸治療/30代女性(戸越銀座・戸越 鍼灸院)
- 7月27日
- 読了時間: 4分

【本日の目次】
全身疲労のお悩み
1歳のお子さまを育てながらお仕事もされている、30代女性 M様。
M様は定期的にご来院くださっている方です。
保育園に通うようになったお子さまが風邪をもらってくることが増え、そのたびにご主人、そしてM様へとうつってしまうことが度々あったそうです。
「やっと風邪が治った…」と思った頃には、疲労が限界まで積み重なってしまい、ご来院時には声がほとんど出ない状態でした。
内緒話をするような小さな声で、「とにかく全身疲労がすごいんです...」とお話しくださいました。
今回は特に痛みなどの自覚症状はなく、「診断も治療も全部、お任せします。」とのご希望でした。
そのため、おからだ全体の状態を確認しながら施術を進めていきました。
まずは"休める状態"をつくることから
M様は香庵での治療の流れにも慣れてくださっています。
まずは仰向けになっていただき、目の上にタオルをお乗せして、視界を暗くし、自然とリラックスモードへ切り替わりやすい環境を整えました。
施術中は必要に応じて、
「これからこのあたりに鍼をしますね。」
とお声掛けをしながら、安心して治療を受けていただけるよう心掛けてすすめていきました。
そのまま鍼の心地よい刺激を受けながら、ゆっくり休んでいただきました。
強い疲労には、強い刺激が必要とは限りません
うつ伏せになっていただくと、首・肩・腰には、それぞれ強いコリや、まるで鉄板が入ったようなつっぱり感が確認できました。
今回は全身の疲労感が非常に強かったため、深く刺したり、「ズーン」と響くような強い刺激は一切行っていません。
細い鍼を使用し、0.1〜0.4mmほどの浅い刺激で、その時のおからだに必要なツボを選びながら施術を行いました。
M様にはもともと強い刺激の鍼は行っていませんが、鍼灸治療を受けようか迷っている方からのお問い合わせでは、
「強いコリには強く刺さないと効かないんですよね?」
「強いコリに悩んでるけど、刺激の強い鍼って怖くて…。」
...というお話を伺うことがあります。
しかし実際には、深く刺したり強い響きを出すような刺激は、その刺激を受け止めるだけの気力や体力が必要になることもあります。
そのため、本当に疲れ切っているときには、刺したかどうかわからないくらいのやさしい刺激の方が、おからだに合っているケースも少なくありません。
もちろん、その日の体調やおからだの状態を見極めながら、刺激の強さを調整することも鍼灸師の大切な役割の一つです。
ここは鍼灸師としては、少し腕の見せどころでもありますね(笑)
呼吸もしやすい本来のおからだを取り戻す
施術後、再び仰向けになっていただき、おからだの状態を確認しました。
施術前にはガチガチだった首から肩にかけての筋肉は、驚くほどやわらかくなり、背中全体がベッドに自然とぴったりと付いている状態に。
力が抜けたおからだの全てを、安心してベッドに預けられている...そんな心地よい感覚を感じていただけました。
呼吸もしやすくなり、本来のM様のおからだの状態を取り戻していただけたことが確認できました。
お帰りの頃には、来院時よりも少し声が出るようになり、笑顔も戻られていました。
そして、次回・次々回のご予約もいただきました。
子育て中だからこそ、自分をいたわる時間も必要
1歳のお子さまを育てながらお仕事もされていると、自分のためだけの時間をつくることは簡単ではありません。
「自分のことは後回し。」
そんな毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、がんばって時間をつくって香庵へ来てくださった方には、限られた時間の中でも、おからだだけでなく心までゆるむような、密度の高いリラックスタイムを過ごしていただきたいと思っています。
疲れが抜けない。
風邪は治ったのに、なんとなく元気が戻らない。
とにかく休みたい。
そんなときは、どうぞ無理をしすぎる前にご相談ください。
その日のおからだに合わせた鍼灸治療で、ご自身の心とからだを優しくいたわる疲労回復のサポートができましたらうれしいです。
戸越銀座・戸越の鍼灸院 香庵(かのん)について

当院の院長、加藤は国家資格を取得しております
・鍼師(2000年~)
・灸師(2000年~)
・あん摩マッサージ指圧師(2000年~)
また、第43回日本伝統鍼灸学会学術大会、世界鍼灸学会連合会学術大会WFASなどにて発表経験もあり、研究成果の発表も行っております。
場所:東京都品川区戸越2-6-38 toritor(通リ通ル) Room 1
戸越銀座駅・戸越駅をご利用の方
東急池上線 戸越銀座駅・都営浅草線 戸越駅 徒歩5~7分(約500m)


