ただいま、鍼灸治療と指圧を組み合わせたコースの施術が終わって、治療室、待合室全体の空気を入れ替えている間に記事をアップしております!
見えない、けど、ある!治療空間のアイテム!
そう、それは、空気!!!(笑)
もちろん、エアコンのクリーンアップ機能を使ったりもしていますが、窓を開けて空気の入れ替えをすることも大事にしています。
鍼灸指圧治療室(治療院)を開業するときには保健所に届け出を出す必要があります。
開業には、室内の広さや換気設備の基準があって、それをクリアしないと、その場所で開業することができません。もちろん、香庵はクリアしてますよ~!(*´▽`*)
この空気の入れ替え。
じつは、鍼灸指圧師になるための専門学校では、換気や消毒についての授業があるってご存知ですか?
専門学校では、東洋医学の技術や治療方法だけではなくて、消毒や室内の温度、空調、治療ベッドの設定(治療を受ける方が心地良く、清潔に、安心して受けられる状態)などについても学びます。
『公衆衛生学』っていう科目があるんです。鍼灸指圧師の資格は国家資格なのですが、国家試験には公衆衛生学の試験もあるので、学校ではがっつり公衆衛生学の授業を受けます。
その他にも、解剖学、生理学、病理学など幅広い分野での西洋医学的な知識も学んで国家資格試験の科目をクリアしていきます。
とはいえ、学生時代当時は、私もクラスメイトも、どこかの治療院でアルバイト・見習いをしている時代。
まだ治療はできないので、アルバイト・見習い先の治療院の院長に言われた通り、窓を開けたり掃除をするだけ。そのため公衆衛生の授業は、実感として必要性をあまり感じない授業内容でした。
ただ、公衆衛生学の先生が「菌がどのくらいで死ぬか」「除菌はそもそも必要か?」「手を消毒して壁とか触ったら、消毒の意味は消える」とか、マニアックな話を盛り込んだ授業をされる先生で面白かったんです(笑)
だから興味をもてたし、公衆衛生学の授業が楽しかったんですよね~♪
その後、香庵を開業してから公衆衛生で学んだことの大事さが理解できて、役に立ってるんです!
当時の公衆衛生学の先生、見た目は怪しかったけど(失礼!・笑)、すごく良い授業をしてくださってたんだなぁ~、と時々思い出して感謝です(笑)
というわけで、ただいま、窓を開けて空気の入れ替え中です!
今日の治療室に入って来た風は、どこの国から吹いてきたのかな~(*´▽`*)
フィンランドの澄んだ空気の中、オーロラが現れたときに吹いていた風だと、うれしいな~♪
窓を開けて入ってくる風が、少し肌寒いけど、柔らかいです。
冬から春へ季節は確実に変わっていってますね~!
五反田の鍼灸院 香庵(かのん)
東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号
五反田駅をご利用の方
JR山手線・都営浅草線 五反田駅西口改札 徒歩5~7分(約500m)
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