左顔面の帯状疱疹後の蕁麻疹 写真16点 (五反田 鍼灸院)



左顔面の帯状疱疹が治って10日後、今度は同じところが蕁麻疹になりました。




以前ご紹介した実体験レポートはコチラです。

左顔面の帯状疱疹 写真33点+動画1点(五反田 鍼灸院)






蕁麻疹(じんましん)とは



突然皮ふの一部が赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなく消える病気です。

チクチクとした痒みや焼けるような感じを伴うこともあります。


ブツブツや赤みは数十分から数時間以内に通常消えるが、半日から1日程度続くこともあります。



1ヶ月以内のものを急性蕁麻疹。

1ヶ月以上続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。


蕁麻疹は、食べ物や薬剤に反応する「アレルギー性」と、皮ふを引っ掻いたあとに沿って起きる皮疹や急激な温度変化や日光による刺激、特定の物質に触れることで現れる「非アレルギー性」に分けられます。

中には原因を明らかにすることができない蕁麻疹もあり、多くの場合、疲労やストレスが蕁麻疹の原因とされているようです





蕁麻疹(じんましん)という名前の由来



イラクサの葉の表面の毛が針状になっていて毛の根本にある液体が皮ふにつくと強い痒みや痛みを感じることからイラクサ(蕁麻;じんま)の葉に触れたときのような症状と、この名前が付いたそうです。






蕁麻疹になってみて気付いたこと





今回、私自身が左顔面の蕁麻疹を経験してみて「腑に落ちたこと」がありました。





それは、東洋医学では帯状疱疹と蕁麻疹が起きるからだの状態は「根本的に同じ」と診ていくことなんです。




ちなみに、西洋医学的には帯状疱疹と蕁麻疹の原因を別のものと考えます。

とはいえ、実際の臨床現場では皮膚科の先生と薬剤師さんからも「頑張りすぎたり大きなストレスがあるようなら疲れを溜めすぎないように気をつけて!」と言われました。



原因は違うとはされているけれど、症状が現れるほど体力や気力が落ちる状態がベースにあるという考えは洋の東西を問わず共通するのだなぁ、と感じました。






症状が起きるまでのメカニズム





東洋医学的には帯状疱疹も蕁麻疹も、そもそもなぜ起きるかというと、




からだの根本的なエネルギー源を生み出す製造元そのものが消耗するほど落ちてしまった ・・・のに、それに気づかず、

身体を潤して循環させる力も底をついた ・・・のに、それに気づかず、

それでもまだ何かをがんばろうとし続けることでエネルギーが焦げ付いてきてる ・・・のに、それに気づかず、

熱(皮ふの赤み)となって皮ふを身体の内側から蒸し焼き状態にすることで痒みが現れた

「いきなり症状が現れた」と慌てる!!! ・・・けど、実はからだのサインに気付いてなかっただけ( ̄▽ ̄;)




というそんなからだのあり方から起きる症状、と捉えます。*




鍼灸治療は、そのようなからだのあり方(根本)を診断・治療していきます。

そして皮ふ(表面)に現れた症状を緩和させていこうと考えます。




しかし、香庵では帯状疱疹も蕁麻疹もまずは病院での診療をオススメしています。


・帯状疱疹と蕁麻疹の初期症状はとてもよく似ているので判別が難しく、帯状疱疹の場合、初期段階での治療の遅れが神経痛などの後遺症につながるケースもあるからです。


・また帯状疱疹については顔面、特に目の周りや頭部に現れるものは鍼灸不適応のケースや後遺症が残ると重症なものもあるからです。


・現代ではどちらの症状に対しても効果のある薬も開発されていますし、強い痛みとかゆみのせいで眠れない(煩躁状態になる)と体力気力共に回復しづらいことも理由の一つです。





ところで今から50年ほど前は帯状疱疹の薬がなかったそうです。

帯状疱疹になったご経験のある80代の女性からお伺いしたお話では、お医者さんから「薬が無いから冷やして」とだけ言われ、治るまでに大変な思いをされたそうです。






*鍼灸・漢方業界関係者の皆さまへ

脾虚熱証・脾虚肝実証をベースに香庵独自の説明として表記しています。

香庵では、鍼灸治療を受診される一般の方にはなじみの少ない「人体の陰陽、寒熱、虚実、気・血・津液」など東洋医学独特の言語を使わないようにしています。ご自身のおからだの働きをイメージとしてつかんでいただきたいからです。







読んでいただきたいのは、こんな方





蕁麻疹について興味のある方だったらぜひ!(*´▽`*)






今回も蕁麻疹の経過を写真とともに紹介しています。




ただ…今回は左顔面の腫れ方がとてもひどかったので…写真も全く美しくありませんっ!毎度のことですみません(笑)




ていうか、現実的にありえなさそうな腫れ方をしているので「え?何コレ!?(・_・;)」って感じるかもしれないですΣ( ̄ロ ̄lll)




皮ふ症状などの画像が苦手な方はここでストップ!してくださいね!





他にもいろいろな症状についての記事を公開しているので、ぜひそちらをご覧くださいね!







帯状疱疹がやっと治ったと思ったら蕁麻疹になったという方にとって参考になりましたらうれしいです。





そして、ストレスにお悩みの方、極度の疲労を感じてる方で、


「休めない・・・」


「がまんしていればそのうち・・・」


「がんばらないとダメっていわれるし・・・」


・・・など思うクセがあるなぁ~という方も読んでいただけたらうれしいです。





責任感や罪悪感を抱えながら無理やりがんばらざるを得ないことに大変な思いをされている方は、

その状況の先にあるストレスや極度の疲労症状の1つに蕁麻疹という病気になるリスクがあることを知っていただけたらと思います。






なお、今回の記事では、皮ふ疾患の写真を16点と資料写真2点をアップしていきます。

皮ふに現れる初期症状から治癒までの6日間の経過です。




ハッキリ言って・・・もぅ顔の原型とどめてないくらい腫れて変形してますからっ!!!←何度も言う(笑)





御見苦しいお写真も出てくるので、そういう写真が苦手な方はこの記事は読み飛ばしてくださいね。








左顔面の蕁麻疹





経緯




先日、左顔面の帯状疱疹が約1ヶ月の治療期間を経てやっと治ったと思ったらその10日後の週末、再び左顔面に皮膚の赤みと痒み、腫れが起こりました。



今回は帯状疱疹の時と似たような症状はあるものの、線状に赤みが現れたりチクチクした痛みなどの帯状疱疹独特の症状はありませんでした。




発症1日目


夜に左目尻と上まぶたが少し赤く腫れぼったくなり痒みが現れた。






発症2日目



休日でよく寝たら治(おさま)るかと思っていたが、午後から急に左顔面の特に目の周りを中心にボワ〜っと膨らんだように腫れてきて、まんべんなく赤みが広がって痒い状態となった。


夜になって左顔面全体が腫れて赤くなり、痒みも強くなってきた。


















*今回の蕁麻疹の症状では腫れがとても強く、腫れが引くのに伴って赤みや痒みも引いていきました。

そのため、左顔面の腫れの状態を分かりやすくするため、右顔面には白い半透明の加工をしています。






発症3日目




朝起きて顔を洗いに洗面所へ行く途中、左顔面が重い感覚がある。視界も狭く見えにくい。




鏡を見たら人相変わっていたΣ( ̄д ̄lll)





腫れている顔を触って軽く押してみると、水が溜まっているような感触があり自分の顔の感覚があまりない。でも痒い。そんな不思議な感覚。




人間の顔ってこんなに水が溜まるのか~~~~~(*_*)




・・・と、眺めているうちにも顔がどんどん腫れていった。







最初は頑張って両眼を開けて撮影したものの…
























上まぶたが腫れすぎて重くて目を開けていられなくなった

























左顔面が主に腫れている

唇は全体的に腫れて水ぶくれもできていた
























左顔面全体の腫れが特徴的だったので、腫れた状態が分かるように右顔面から撮影した。

・・・我ながら、この顔、誰!?って思っちゃうほどみるみるうちに腫れてきた(´;ω;`)





皮膚科を受診



左顔面の帯状疱疹で通院した皮膚科を受診した。

・問診で痒みが主であること、チクチクした痛み(帯状疱疹の特徴)がないことを確認。




診断名


左顔面の蕁麻疹(じんましん)と診断された。

皮膚科で先生に左顔面へ軟膏(リンデロン-VG軟膏0.12% 5g)の塗り方のレクチャーを受けながら塗布された。



注意点


スポーツや長風呂は避ける

患部だけではなくからだ全体を温めない(症状が強まるため)

よく休むようにして気力体力ともに回復させるようにする






処方薬



オロパタジン塩酸塩錠5mg 「明治」

アレルギーによるかゆみをしずめる作用のある薬

朝と夜 各1錠 服用 7日分



リンデロン-VG軟膏0.12% 5g

皮膚の炎症や化膿するのをおさえる作用がある薬

朝と夜 各1回 塗布



受診後すぐにオロパタジン塩酸塩錠5mg 「明治」を1錠服薬した。






帯状疱疹発症時の写真と比べると、帯状疱疹では線状に赤みが現れるのに対して、蕁麻疹では全体的に赤みが広がっているのがわかる。





服薬して3時間後、左顔面全体の腫れが引いてきた。

赤みと痒みは続いているものの、心理的にかなり楽になる。

左顔面全体と唇の周囲は全部リンデロン-VG軟膏0.12% 5gでテッカテカー(´;∀;`)
























さらに6時間後、左顔面の蕁麻疹に対する鍼治療を30分行った。

その後、さらに腫れが引いた。

目もだいぶ開けられるようになった。

しかし、眼球を上に向けるとまぶたの腫れが重くて向きづらい。






発症4日目



左顔面の腫れがほとんど引いて、左顔面の顔の輪郭がかなりはっきり現れた。

赤みと痒みは多少あるが、それほどツラくはなくなってきた。




夜になると1日の疲れが出るせいか、左顔面全体の赤みと痒みがやや強く現れた。

リンデロン-VG軟膏0.12% 5g を塗っていてテッカテカ~(;^ω^)


























発症5日目



左顔面の腫れは完全に引いて皮膚の赤みもほぼ消えた。

痒みが少し残っている気がする......かな?という程度。

























皮膚科を受診



蕁麻疹と診断で治療を開始したが途中の経過を確認するため。



オロパタジン塩酸塩錠5mg 「明治」は7日分きっちり飲み終わるように指示を受ける。

リンデロン-VG軟膏0.12% 5g はあと2日ほど塗布して、それ以降、左顔面に症状がなければ中止して良いとのこと。




左指の付け根の強い痒みについて症状を相談した。

左顔面の蕁麻疹発症3日後あたりから現れたものだった。

左指(人差し指から小指まで)の付け根の部分に強い痒みが現れた。

左顔面の蕁麻疹よりも、左指の付け根・指の間に現れた痒みがとても強く感じた。




左指の蕁麻疹と診断された。

手を洗ったりするため、1日数回、リンデロン-VG軟膏0.12% 5g を治るまで塗布して良いとのこと。





発症6日目



左顔面の状態が回復した。

























発症してすぐの写真と並べてみると腫れが相当強かったことがよく分かる。




ここまで御見苦しい写真とともにお付き合いくださいましてありがとうございました。







左顔面の蕁麻疹が現れた原因