左顔面の帯状疱疹 写真33点+動画1点(五反田 鍼灸院)



少し前ですが、左顔面の帯状疱疹(たいじょうほうしん)になりました。




帯状疱疹とは


からだの左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みと痒さ、そして赤い斑点と小さな水ぶくれ(2~10mm)がいくつも連なって帯状にあらわれる病気です。

子どもの時に水ぼうそうにかかったことがある方ならストレス、過労などから免疫力が低下すると誰でも帯状疱疹になる可能性があります。





帯状疱疹になってみて気付いたこと



今回、私自身が左顔面の帯状疱疹になって、



皮膚科を受診したものの、痛みやかゆみは服薬中も続くし見た目も赤くて腫れてて・・・Σ( ̄_ ̄;)

帯状疱疹の後遺症が心配で、その徴候はいつ頃現れるんだろう・・・?

どんな経過をたどって治っていくものなんだろう・・・?



しかも、帯状疱疹の特徴の1つである水ぶくれについて、

今回のケースは、水ぶくれの無い帯状疱疹でした。




皮膚科の専門書やインターネットなどの情報を‏調べてみましたが、引用されている出典元が同じなのか、わりと似たような内容の情報が多かったです。

こうした疑問についての情報は残念ながら見つけられませんでした。




そこで、顔面の帯状疱疹の始まりから治癒までの経緯を写真付きでご紹介してみようと思いました。





読んでいただきたいのは、こんな方




帯状疱疹についての記事に興味のある方だったらぜひ!(^▽^)




・・・ですが、写真は皮膚疾患なので、ビジュアルが美しくないです(笑)

苦手な方は読まれない方がいいかもしれないです(;^ω^)




帯状疱疹に今、まさに罹患されている方、過去にかかったことがある方、帯状疱疹にまつわる諸症状にお悩みの方に読んでいただいて参考になりましたらうれしいです。




そして、ストレスにお悩みの方、極度の疲労を感じてる方で、

「休めない・・・」

「がまんしていればそのうち・・・」

「がんばらないとダメっていわれるし・・・」

・・・など思うクセがあるなぁ~という方も読んでいただけたらうれしいです。




責任感や罪悪感を抱えながら無理やりがんばらざるを得ないことに大変な思いをされている方は、

その状況の先にあるストレスや極度の疲労症状の1つに帯状疱疹という病気になるリスクがあることを知っていただけたらと思います。




なお、今回の記事では、皮膚疾患の写真を33点と動画1点をアップしていきます。

皮ふに現れる初期症状から治癒までの経過です。

ハッキリ言って・・・美しくないですからっ!!!←何度も言う(笑)




御見苦しいお写真も出てくるので、そういう写真が苦手な方はこの記事は読み飛ばしてくださいね。





左顔面の帯状疱疹




経緯




初日

 

突然、左顔面全体に皮ふの赤みが広がる

左顔面の帯状疱疹1/33






















夜になると瞼が腫れて痒みが現れる

左顔面の帯状疱疹2/33

















発症2日目


左顔面全体の赤みを囲むように鍼をした

左顔面の帯状疱疹の鍼治療1

左顔面の帯状疱疹3/33
















左顔面の帯状疱疹の鍼治療2

左顔面の帯状疱疹4/33






















左顔面全体の赤味、熱感が強く現れた。かゆみも強まった。

鍼灸の効果で、皮膚の下に溜まっていた熱感(悪い熱)が表に出てきた。

(熱を外に逃して回復を早める反応)

左顔面の帯状疱疹5/33
















帯状疱疹の鍼灸治療法があって、それをもとに今回鍼灸治療しました。

帯状疱疹の初期の鍼灸治療としての反応はうまく引き出せました。




しかし、今回、左顔面の帯状疱疹への鍼治療は実験的なものでした。

イチかバチかの自己責任で行いました。




その理由は、顔面、とくに眼の中や目の周りに帯状疱疹があるときは鍼灸不適応症状だからです。

顔面の帯状疱疹がある人の中には、頭部へ帯状疱疹が広がっているケースもあるようです。

とくに頭部の帯状疱疹があり、頭痛があるなどの場合は要注意です。

昔は半身不随を起こしたり、神経の炎症や損傷によって最悪の場合は死に至ることもあったそうです。(と~っても昔の話ですが、帯状疱疹って侮れない怖い病気だったんですね!)





現代では帯状疱疹に効果のある薬も開発されているので、早期に治療を開始すれば症状も早期に改善、合併症のリスク軽減、後遺症の軽減などの治療効果が期待できるようになりました。






この時が週末だったので週明けに皮膚科を受診しました。





発症 4日目


皮膚科を受診1回目


・頭皮には赤みや腫れなど現れていないか診察を受けた。

・チクチクした刺すような痛みがないかを問診された。

・この時点では赤みと熱感、強い痒みだけだった。

 (診察を受けて1時間後に刺すような痛みが現れた)



診断名


左顔面の帯状疱疹と診断された。

今回のケースは、帯状疱疹の特徴とされる水ぶくれがないものだった。



帯状疱疹は中央にくぼみができる水ぶくれが特徴とされる。

しかし、水ぶくれが現れない帯状疱疹もあるとのこと。

むしろ、帯状疱疹と分かりにくいため、放置していると後遺症が怖いと説明を受けた。




顔面の帯状疱疹で起きやすい後遺症


顔面神経麻痺、三叉神経痛、耳鳴り、

難聴、角膜炎や結膜炎、見えづらくなるまたは失明

脳炎(頭皮の帯状疱疹により起こる後遺症)



注意点


赤ちゃん、老人など、水ぼうそうに罹ったことのない人、免疫力低下している人と距離を置く。

家族で生活している場合は使用するタオルなどは別にする。

患部は冷やさない、掻かない

良く休むようにして気力体力ともに回復させるようにする。




この日の処方薬(3日分)


アメナリーフ錠200mg 1回2錠

帯状疱疹治療の主役となる薬

カロナール錠200

痛みを和らげる薬

コンベック軟膏5% 10gチューブ入り

炎症を抑え痛みを和らげる薬



アメナリーフ錠は本来、7日間毎朝食後に飲み続けて効果を発揮するお薬なのですが、後発薬がなく、一気に7日分出すとこの薬だけで保険診療(国保3割負担)でも7,000円くらいかかります。



「保険適用なのに、めっちゃ高いーっ!」ってビックリされる方もいるそうです。

そのため、受診した皮膚科ではまず3日分を出して様子を見るとのことでした。



注意事項に、服薬中はグレープフルーツジュースは飲まないこと、とありました。





帯状疱疹と診断され治療開始


アメナリーフ錠は飲んでも薬効が現れるまでに最低2日間ほどかかるとのことで症状変わらず。

軟膏が肌に馴染むということがなく、テッカテカー!!!Σ( ̄ロ ̄lll)

皮膚の赤みと痒みとチリチリした痛みが続く。


写真5点















発症 5日目



強い痒みとチリィッ!チリィッ!と刺すような強い痛みが続く。

あまりにもつらくて鎮静効果を期待して鍼治療。←自己責任です(;^ω^)


写真2点













皮ふの熱感をコントロールする力をアップさせた後、帯状疱疹の鍼灸治療。

(脾虚証の基本治療後、帯状疱疹の皮ふの赤い部分の周囲に鍼をする。)



鍼をしている間はかゆみと痛みのストレスから解放されるε-(´∀`*)ホッ




鍼治療直後の皮ふの状態


上まぶたの赤みが強く残る。

頬の赤みは少し薄らいだ。


写真4点

















発症 6日目


かゆみと痛みで眠りが浅かったせいか、再び左顔面全体に帯状疱疹の赤みがもどってきた。

頬から顎にかけてと、耳たぶにも赤みが広がり強い痒みもあった。


写真3点
















皮膚科を受診2回目(初診から2日後)



この時期の帯状疱疹症状への注意点


冷やさない、掻かない、良く休むこと。

日焼けしないように気を付ける。

とくに休み方の質を良くすることについてアドバイスを頂いた。




~ 以下、皮膚科の先生との会話 ~



皮膚科の先生

あなた、がんばりやさんみたいだもんねぇ~



  

えっ!!!なんでわかるんですかっ!?



皮膚科の先生

ホラ、そのしゃべり方。。。絶対そうよね~( ̄▽ ̄;)

ずっと眠ってなきゃダメ、とは言わないけど・・・


起きてたら何か常に考えてたりして休めてないでしょう?


明日できることを今日やらないようにするとかしてね。

あと、顔以外は元気だから、とか言って運動するのはナシだからね。




私の心の声

あぁぁ~っ!コレ全部、香庵で治療中に私が言ってるセリフや~~~んっ!Σ(>∀<;)

今回の診療、イタすぎる・・・・・(苦笑)





この日の処方薬(4日分)



アメナリーフ錠200mg 1回2錠

帯状疱疹治療の主役となる薬

カロナール錠200

痛みを和らげる薬

コンベック軟膏5% 10gチューブ入り

炎症を抑え痛みを和らげる薬





発症 7日目


少しずつ睡眠を取れるようになり起床時の顔の赤みが引いてきた。

左顔面の帯状疱疹




















発症8日目


1日の疲れで日付け変わる頃に赤みが強くなる。

左顔面の帯状疱疹




















しかしよく寝ると朝には赤みが引いた(^^♪

左顔面の帯状疱疹


















このことからもストレスや極度の疲労があり免疫力が下がると症状が悪化することが分かった。

睡眠をとることで回復力が戻ってくることがよく分かった。





発症 9日目


左顔側面に赤みと痒みとチリチリとした痛みが残る。

左顔面の帯状疱疹



















症状の回復状況を報告したときの動画です(o^―^o)

(注 : LINE動画なので左右が反転しています)

「ちょっとは回復したかなぁ~?けど、ちょっとかゆくて痛いんだ~(´・ω・`)ショボーン.....」

って、なんちゃってアラビア語とフランス語ミックスで言ってます(笑)





発症 10日目


左顔側面に赤みは残るものの色味は薄くなった。

まだ痒みはあるが痛みは無くなってきた。


コンベック軟膏は肌に馴染まないし、スーッとした清涼感もない。

とにかく、ひたすらベタベタ&テカテカする(´;∀;`)

でも軟膏をベッタリ塗ると、かゆみや痛みが治まってくることをやっと実感できるようになった。



写真2点















発症 11日目


左顔面全体の皮膚の色味がかなり回復してきたヾ(*´∀`*)ノ

左顔面の帯状疱疹


















発症 12日目


少し忙しく動くと再び左顔面全体に赤みと痒みとチリチリした痛みが戻ってきた。

鍼治療を行った。

左顔面の帯状疱疹





















鍼をしたまま(置鍼 :ちしん)30分経過した後の写真。

左顔面全体に現れていた赤みと痒みとチリチリした痛みが沈静化された。

左顔面の帯状疱疹


















症状がぶり返したときは「おからだ様(からだと心の総称)」からの「無理してまっせ~!!!」のメッセージとして「意図して休む」ことが大事だと実感。

鍼灸治療は、からだを休めて回復をサポートできることも改めて実感した。




*鍼灸治療が回復をサポートできるツールとなることが皮膚の赤みの変化で視覚的に分かりやすいので掲載しました。

*私は自己責任で左顔面の帯状疱疹に鍼治療していますが、頭部や顔面、目の周囲に帯状疱疹がある場合は、皮膚科の受診をオススメします。






免疫力や回復力が下がった状態の身体にとっては少し動くことや少しの疲れさえも負担になる。




自分ではそんなに「がんぼってる」とか「無理してる」つもりは全くないけど「意図して休む」ことで明らかに症状が改善されるので「少なくとも今はそれが必要な時期!」と肝に銘じる。





皮膚科を受診3回目(初診から10日後)



この時期の帯状疱疹症状への注意点


・帯状疱疹そのものに対する服薬は終了

・神経を刺激して起きる痒みや痛みはしばらく続くので処方薬を出してもらう

・落ちた免疫力や気力体力などを症状から回復するために良く休む、ストレスを避ける、明日できることを今日やらないなどが大事だとのこと




処方薬(7〜14日分)


カロナール錠200

痛みを和らげる薬

コンベック軟膏5% 10gチューブ入り

炎症を抑え痛みを和らげる薬

メチコバール錠500μg

しびれ、痛みなどの末梢神経障害の症状を改善する薬




薬剤師さんからのアドバイス


対応してくださった薬剤師さんが毎回同じ方で、症状の経過や不安に対してサポートしていただいた。

顔面神経麻痺の後遺症が1番気になっていたので確認したら「処置が早かったのと回復の経過が良いから後遺症の心配はない」とのこと。「だけど、今しっかり休むようにした方が良い」とのこと。





発症 14日目


左顔面全体の赤みが引いた状態がかなり持続されるようになった。

しかしまだ左まぶたには痒みが残っている状態。

軟膏(コンベック軟膏5% 10gチューブ入り)が、相変わらずテッカテカーッ!!!(´;∀;`)


写真3点













3枚目の写真、笑顔で撮ってみたけど、結構、上まぶたのところが痒い…です(笑)

そして目の周りの帯状疱疹はかなりタチが悪くて、後遺症が出ると大変だと聞かされてるので触れないようにガマンしてるところ。






左顔面の帯状疱疹が現れた原因



そもそも、帯状疱疹が現れるほどのストレスや疲労が原因になったのが、慣れない書類手続きだった。




「私にできるの!? めっちゃ不安なんですけど・・・! でもやらなくちゃ!」って毎日が続いていた。




治療室はありがたいことにご予約状況が満席をいただく日も多く治療に集中しながら充実した毎日を過ごすことが出来ていた。




でも、今思うと、治療と書類手続き以外の時間を全く取れなくなっていた





この日も出勤前にある機関を訪問し書類の提出。

「書類には不備はないが文書を確認中」とのことで30分以上過ぎていった。




出勤時間が迫り、焦ってくると、それが左顔面の帯状疱疹症状への刺激となる。

痒みが左まぶたに現れ、完全回復まではまだしばらく時間が必要だと実感した。




ここまでなんとか順調に回復してきたが、ここから10日間ほど状態が悪くなるわけではないけれど、あまり好転することもない、という状態が続いた。




疲れたり睡眠不足になると赤みと痒みがやや強く現れるため、服薬と「意図的に休む」ことを徹底した。








発症 26日目


まだ服薬は続くものの帯状疱疹発症後、初めてコンベック軟膏を塗らないで午前中を過ごしてみる。

軟膏は肌に馴染まずテッカテカになるので、それを塗らないことでちょっと気がラクになった(笑)

顔の側面がモヤモヤとするものの赤みや痒みはほとんど感じられなくなった。

左顔面の帯状疱疹