腰痛治療で改善した「ふくらはぎの痛み」改善事例/40代女性(五反田 鍼灸院)




いつも定期的に来院されている会社員40代の女性K様。



週末に来院されたとき、とても疲れたご様子でした。

1番痛いのはふくらはぎで、全身が痛いような感じがする(>_<)とのこと。



その週は外回りの仕事で、パソコンをバッグに入れてかなり歩き回ったそうです。

季節も暖かくなってきてちょっと高めのヒールを履いて通勤されたとのこと。



ヒールの高さは「だいたい4~5cmくらいだと思う」とのことでした。




 

婦人靴「ヒール」ついて



ハイヒール(high heels)とは、かかとが高いという意味。かかとがトゥ(つま先)より高い靴を指します。



数センチのヒールがあるものを「ローヒール」5-7㎝くらいのものを「ミドルヒール」と呼び、7-8cmよりヒールが高いときに「ハイヒール」と使われることが多ようです。


 


症状について




ヒールのある靴を履いての通勤は2年ぶりだったそうです。

でも2日間続けたら「ふくらはぎが痛くなってしまった」そうです。



その後「スニーカーに戻したものの、足の裏が地面を踏んだ感覚がない」とのことでした。




コロナ禍で楽しいお出かけも無くなって、在宅勤務と通勤が半々になったこの2年間。

お洋服とかハイヒールとかテンション上がるものから遠ざかってたけど、それにももう飽きてきたし…

久しぶりにヒールのある靴でテンション上がるはずだったけど、スニーカーに慣れた今となっては、ヒールのある靴は、かなりキツいと思いました…( ;∀;)




と、ちょっとガッカリされたご様子でした。







香庵の診断・分析





仰向けの姿勢で楽に寝ていただいてふくらはぎをチェックしました。

力を抜いていただいてるはずなのに、ふくらはぎだけはつま先立ちをした時の力が入った状態で硬くなってました。




膝を立てて(膝を曲げて足の裏をベッドにつけた状態)、左右に両膝を倒してみると、左右それぞれ両膝を倒しきった時に、腰に鈍い痛みを感じるとのこと。





身体には、ふくらはぎと腰、お互いのパーツは影響しあっている、というルールがあります。




ふくらはぎは、腰痛改善のツボが多いエリアでもあります。ふくらはぎが硬く痛みがある時は、腰の筋肉が硬くなり突っ張っている可能性が高いです。ただ、この時の腰には自覚症状をあまり感じません。「とにかくふくらはぎだけが単独で硬い・痛い」という感覚が強いです。



しかし、膝倒しの動きで腰の鈍い痛みを感じられたとのことで、腰とふくらはぎ各パーツを連動させて診ていく必要性を感じました。






施術内容と経過





仰向け姿勢で全身のバランスを整えたあとうつ伏せ姿勢になっていただきました。



ふくらはぎには、まだ硬さがあり、押してみると痛みを感じるような状態でした。

腰まわりの筋肉の状態をチェックすると、インナーマッスルといわれる腰の深部の筋肉に強いコリが見つかりました。そのコリを押すとじーん…と腰の奥に響くような感覚が広がっていくところがあります。そこがふくらはぎをゆるめる「腰のツボ」なのです。





腰のツボを押したまま、ふくらはぎを触診してみると、硬さがゆるんでふにゃふにゃと柔らかくなっていました。

K様にも確認していただくと「あれ?痛くないです~!」とのことでした。




次に、腰のツボを押していた手を離してふくらはぎだけを押してみました。

すると、ふくらはぎの筋肉は再び硬くなり、痛みも現れました。




今度はまた腰のツボを押しながら、ふくらはぎを触診しました。すると、再びふくらはぎの硬さがゆるんでふにゃふにゃと柔らかくなっていました。





「こんなにわかりやすく反応するって、腰とふくらはぎがダイレクトにつながってるんですね〜!」とK様もご自身のお身体の反応にびっくりされていました。




K様ご自身もこの体験を通して、ふくらはぎの痛みには、腰の深部の筋肉をターゲットにするということを納得しつつ、治療後の変化を楽しみにしながら鍼灸治療を受けていただくことができました。






うつ伏せでの施術後、仰向け姿勢になっていただきました。

膝を立てて(膝を曲げて足の裏をベッドにつけた状態)、左右に両膝を倒してみると、最初に感じていた左右の腰の鈍い痛みはなくなり「気持ち良くストレッチしているような感じがする」とのことでした。




立ち上がって軽く足踏みをしていただくと「あっ!地面に足がついてる感じが戻ってる〜!(*´▽`*)」とのこと。




ふくらはぎの筋肉が硬くなった身体のあり方は「常につま先立ちしてる状態」になってしまいます。

足の裏全体で地面・床を踏んでも、身体(足の裏の中身)は、つま先立ちしてる状態のままなので「地に足がついた感じがしない」感覚のままになってしまうのです。




ふくらはぎの筋肉がやわらかく自由に動けるように変わったことで、地面・床を踏む感覚もしっかり感じ取れるようになりました。




硬かったふくらはぎも筋肉本来の弾力を取り戻して柔らかくなっていることを確認して治療を終了しました。





治療の振り返り・院長より




今回、春めいてきたタイミングで2年ぶりにヒールのある靴を履かれたというK様。

コロナ禍の閉塞感から解放されたい!というお気持ちもあったようです。




お洋服とかハイヒールとか、身につけるものって気分を上げてくれるアイテムですよね♪

お気に入りのものを身につけると、気持ちを引き締めてくれたり、自信に溢れたり、気分よく過ごせたり、良いパワーを与えてくれます。




K様にとって、お気に入りのヒールのある靴はそんなアイテムの1つなんじゃないかな、と思います。それなのにふくらはぎが痛くなったことで、ちょっと悲しい気持ちを感じられたのかもしれないですね。




ご自分でふくらはぎをマッサージしても変化がなくツラかった…とのことでしたが、今回、腰が治療ポイントだったことからセルフケアのヒントもご提案しました。K様、ぜひ活用してみてくださいね(*^ω^*)




K様はこの施術後も定期的なメンテナンスで来院されました。

その時に「もうヒールで仕事に行かないって思いました(´・ω・`)」とおっしゃっていました。




たしかにヒールの高いものは、外反母趾など足先のトラブルや姿勢の美しさを保つ難しさなど、身体への負担になるものもあります。




でも、その靴はK様にとって、お気に入りのアイテムの1つでもあることだし、仕事の外回りでガンガン歩く日じゃない時の " ちょこっとお出かけ " で気分が上げられたらステキですね!




ムリせず楽しく、気分を上げてライフスタイルを楽しんでいただけるとうれしいな、と思います(*´▽`*)




いつもご利用ありがとうございます。




 

五反田の鍼灸院 香庵(かのん)

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