７月に入り、新規の方から香庵へご予約のお問い合わせをよくいただくようになりました。
ありがとうございます。
香庵のホームページで見つけた「噛みしめ治療」
そんな中、先日、４０代女性から「噛みしめ」鍼灸治療のご依頼をいただきました。
「香庵のホームページで噛みしめ治療をしていることを知った」とのことでした(*´▽｀*)
ご予約当日にお伺いしたところ、月１～２回、五反田へ来ることがあり、用事の前に五反田でゆっくり時間を過ごしたくて、からだのケアができる所をネットサーフィンされていらしたそうです。
そのとき「五反田 鍼灸 女性」などで検索したら香庵の「噛みしめ鍼灸治療」が出て来て、「眼精疲労や首肩こりもあり、特に「噛みしめ」にも悩んでいたので条件にピッタリだった！」そうです。
受けるなら女性鍼灸師！と思った理由
今まで色々な鍼灸院に行ったけど、毎回鍼が痛いところ、男性鍼灸師の方から治療中、鍼を刺された状態で不快な触れ方をされたことなど経験され「鍼灸治療を受けるなら、女性の鍼灸師に限る！」と決めていらしたことも香庵を選ばれた理由でした。
実際、男性鍼灸師の治療ではリラックスできない、なんだか不安・・・と感じられて香庵に来院される女性は多いです。今回お伺いしたところによると、男性鍼灸師の治療院に何回か通われて「慣れてきたかな、という時に、触れられ方が不快だった・・・」ということがあったとか。
もうそういうことが１度でもあると、鍼灸自体を受けたくなくなっちゃうかもしれないですよね！
もちろん安心して治療を受けられる男性鍼灸師の先生もいらっしゃると思うのですが、女性への対応などが「合うかどうかは行ってみないと分からない」部分もあるので難しいですよね。
そもそも体調を整えたくて鍼灸院を探す時に、男性鍼灸師への緊張する気持ちのハードルまでも越えなきゃいけないとなると、躊躇する気持ちが出てくるのは当然ではないかと思いました。
「その後、鍼灸がもう嫌いになったり、他の治療方法にしようと思われたりされなかったのですか？」と質問してみたら、
「鍼灸治療は自分には合ってると思うから、鍼灸師さんを探してました！(o^―^o)」とのお答えでした。
鍼灸をキライにならないでいてくださって、ありがとうございます！(´;ω;｀)
もう、本当に、キライになってしまわれてもいいくらいの体験をされたと思うのですが、ありがたいですよね。今回はそんなお話にも共感しながら、香庵で安心してゆったりと鍼灸治療を受けていただけるようにしました(^＿^)
噛みしめと自律神経系の症状
今回ご来院いただいた方は、「噛みしめ」症状で顎の痛みがあるものの、歯科医院での診断は、現時点では歯の治療が必要ではない初期状態とのことでした。
しかし、今後「噛みしめ」症状が進行してマウスピースなどすることになっても、歯科医院では噛みしめそのものを治すわけではないと理解されていらっしゃること。
毎朝、顎の痛みがツラくて、食事をしたくないことなど、これまで香庵のブログでもご紹介した「噛みしめ」症状の内容とピタリと一致していました。
そこで、噛みしめのブログ記事を読んでくださったのかお伺いしたところ「眼精疲労があって、斜め読みしただけであまり読んではいないんです(;^ω^)」とのことでした(￣▽￣;)
一方、香庵の「噛みしめ」鍼灸治療による診断では、お伺いした症状の割には、噛みしめ反応はやや現れている状態でした。それよりも自律神経系の諸症状が強めの方のようでした。
お久しぶりの鍼灸治療で様々な症状が混在して現れていらしたことも、「噛みしめ」だけの反応としてクリアに現れなかった原因かもしれません。今後の治療経過を診ていく必要がある部分となりました。
次回のご予約の日時をお約束して初回の鍼灸治療を終えました。
今回のケースでは、ご本人としては「噛みしめ」治療を求めていらっしゃるかもしれないけれど、自覚症状についてのお話と実際の「噛みしめ」症状と診断で現れる反応にズレというか、違和感を感じるケースでした。
「噛みしめ」だけの治療、として診ずに、少し俯瞰して冷静に様子をみながら治療していく必要がありそうです。引き続き慎重に診ていこうと思います。
五反田の鍼灸院 香庵（かのん）
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