【本日の目次】
症状について
ネット検索から香庵を見つけてくださったそうで、新規のお問い合わせいただきました。
右腕を動かすと痛みがあり、五十肩かもしれないと50代女性のA様。
症状は、腕を伸ばしたまま上げると動かせるけれど、腕に痛みを感じるとのこと。
また、背中に手を回そうとする時が1番痛くてあまり動かせないとのことでした。
1年くらい前から会社内での部署異動があり、慣れない仕事内容で周りに気を使って首肩コリが強く疲れているとのこと。
鍼灸治療のご経験は、数年前に会社の近くの鍼灸院で受けたことはあるとのことでした。
香庵の診断・分析
A様に仰向けになっていただき、お身体全体の状態を診断しました。
仰向けになっていただいたA様の肩とウエストの後ろがベッドから完全に浮き上がってしまっていました。筋肉のコリによって身体がカチコチに固まった状態でした。
ベッドに仰向け姿勢で楽に寝ていただいたはずなのに、(無意識に)チカラが入ってしまっていました。
この状態は、筋肉のコリのせいで身体がロックされてしまっているようなものなので、ご自身では気づけなくなってしまっていらっしゃいました。
ただ、朝起きた時に疲れが取れずスッキリ感がない日が続いている、という自覚症状(鍼灸治療では"症状”として診ます)は感じていらっしゃいました。
これが唯一、意識的に筋肉のコリによって身体がカチコチに固まった状態のサインとして感じ取られていました。
施術内容と経過
A様の腕の痛みは、首や肩だけではなく、背中全体、腰まで強いコリが広がっているものの、回復するタイミングがないほどお仕事が忙しく、毎日、お身体の疲労が蓄積していることが根本的な原因であるように感じました。
そのお身体の状態で、毎日無理を重ねられた結果、右腕を動かしたときに痛みを感じるという状況を作り出してしまったのではないかと分析しました。
右腕の痛みを治療する前に、お身体の状態を整えてのびのびとした動きを取り戻していただくためのベースづくりから治療することにしました。
・まずはお身体全体のコリをゆるめて ・筋肉を柔らかくして ・血行を促して…
症状が現れているパーツ(今回は右の腕)への回復の流れを作るところからスタートしました。
右腕の痛みに対して、頭を支えている首や肩への負荷が強いコリを作り、腕の神経を圧迫して痛みが現れていることも考え、首から肩、腕にかけてのコリをゆるめるツボにも鍼をしました。
鍼灸治療後、腕を動かしても痛みがなくなり、ラクに動かせるようになったとのことでした。
でも、症状が1番強く現れていた、腕を背中に回す動きではまだ痛みがあるとのこと。
追加で、鍼の刺激を加えることにしました。足のすね・手首のツボを1ヶ所ずつ使うと、かなり痛みが減りました。
さらに肩先にあるツボへ鍼刺激をすると、痛みがなくなったとのことでした。
鍼ってこんなに即効性があるものなんですか~Σ(・∀・ノ)ノ!
…とビックリされてました。
こんなに丁寧に診てもらったの、初めてです(*´▽`*)
…とビックリもされてました。
A様ご自身のお身体の変化を感じていただけて私もとてもうれしかったです(´∀`*)
治療の振り返り・院長より
A様は、パソコンやスマホを常に使う生活が日常的になられているとのことで、頭を支えている首や肩への負荷が強いコリを作り、腕の神経を圧迫して痛みが現れていた…とも考えられます。
パソコンやスマホは現代では手放せないものになっていますよね。
その分、首や腕をまわしたり、ストレッチなどのセルフケアが大事です。
A様にも、効果的なストレッチの方法をご提案しました。
セルフケアを意識的に取り入れると症状の予防になるし、今回の治療結果をキープできてお得感アリです!(笑)
A様、数ある鍼灸院の中から香庵にお問い合わせ、ご依頼いただきありがとうございます。
お仕事も多忙を極められてるのとのことでしたので、セルフケアをしても回復が追い付かない☆(>_<;)ということも、もしかしたらあるかもしれないですね。
そんなときの一つのメンテナンスツールとして、香庵の鍼灸治療がお役に立てましたらうれしく思います!お大事になさってくださいね!
またのご利用をお待ちいたしております。
五反田の鍼灸院 香庵(かのん)について
当院の院長、加藤は国家資格を取得しております ・鍼師(2000年~) ・灸師(2000年~) ・あん摩マッサージ指圧師(2000年~) また、第43回日本伝統鍼灸学会学術大会、世界鍼灸学会連合会学術大会WFASなどにて発表経験もあり、研究成果の発表も行っております。
場所:東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号
五反田駅をご利用の方
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