香庵では、来院された皆さまから噛みしめ(食いしばり)にまつわるお悩みをたくさんお伺いします。
その中でもマウスピースについてのお悩みはほとんどの方が共通してお持ちです。
マウスピースのお悩みといっても、その内容は様々です。
噛みしめにまつわる
マウスピースについてのお悩み
・マウスピースを噛んで壊す
ハードタイプはバキッと割ってしまう
ソフトタイプは噛み切って穴が開く
・マウスピースの値段と耐久性
1回めは保険きくが6ヶ月以内に壊して再オーダーだと自費になる
6か月以内に何度も壊すほど噛みしめがひどいと費用がかさむ
・マウスピースの硬さとの相性
ハードタイプ 異物感強めに感じる
ソフトタイプ 無意識のうちに噛んでしまう
・マウスピースで覆う歯の範囲
上顎の歯全てを覆うタイプだと奥に当たるところでオェッとなる(嘔吐反射)
一部の歯を覆うタイプはそこに意識がいって気になる
・マウスピースいつまで付けるか問題
ハード・ソフトタイプともに異物感がある
噛んで壊したらまた作り直し
金銭的に終わりが見えない
先が見えないため精神的な落ち込みなども感じる
・マウスピースばかりが増えていき噛みしめ症状の改善が見られない
歯医者さんに噛みしめが治らないというとどんどん変えられる
・歯医者さんによって推奨マウスピースが違う
ほんとうは何が合っているのか、どれが正しいのかわからない
・そもそもマウスピースのことを気にしないで寝たい
そんな日が来る気がしないけど…
これらのお悩みは実際に香庵の噛みしめ治療を受けられた皆さまからお伺いしたものです。
もしかしたら、この記事を読んでくださっている方の中にも噛みしめとマウスピースにお悩みをお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんね。
皆さまにも何か当てはまるものがありましたでしょうか。
また、ご自身のお悩みではもう少し違う点でお悩みではないでしょうか。
マウスピース以外の噛みしめの改善方法
マウスピースは噛みしめで受ける歯のダメージを緩和する目的があります。
しかし、噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりそのものがなくなるわけではありません。
そのため、噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりが続く限りマウスピースの必要があるかもしれません。
つまり、マウスピースのお悩みと噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりは切っても切れない関係なんですね。
もしも噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりがあり、マウスピースについて上記のようなお悩みがある方は、
噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりに関わる筋肉のコリをゆるめていく改善方法も選択肢のひとつとして検討されてみてはいかがでしょうか。
噛みしめ(食いしばり)の改善方法
~筋肉のコリをゆるめる改善方法とは~
噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりを起こすには、下顎を上顎に引きつけようとする(噛む動作)、筋肉の動きが不可欠です。
側頭部についている筋肉は下顎を上顎に引きつけるような噛む動きに直結した働きをしています。
その筋肉が毎日のストレスや同じ姿勢、疲労の蓄積などで硬くなりコリとなって伸びやかに動けなくなったとしたら…?
常に下顎を上顎に引きつけた(噛む動作)状態にクセづけされるので、噛みしめ(食いしばり)をしやすくなってしまいます。
このクセづけされた筋肉の状態を噛む筋肉のコリといいます。
香庵の噛みしめ(食いしばり)治療は、
噛む動作に関わる筋肉群のコリや全体のバランスを整えることを目的としています。
日常的に緊張状態にある筋肉をゆるめることで、結果的に噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりを起こしにくくするように働きかけます。
継続的に噛みしめ(食いしばり)治療を受けられた方からは「毎晩必ずしていたマウスピースをうっかり忘れて寝てしまったけど翌朝、顎が痛くなかった!」というお声もいただいております。
先日、噛みしめ(食いしばり)治療を初めて受けられた女性は「夫から口あけたまま寝てたよ、と言われちゃいました(笑)」と2回目に来院されたときにお話してくださいました。
夜の睡眠時間は、心身の回復のお時間でもあります。
噛む動作にかかわる筋肉もリラックスして休ませてあげてほしいな、と思います(*´▽`*)
香庵ではこれまでのさまざまなケースの噛みしめ治療の改善事例をアップしています。
噛みしめ(食いしばり)や歯ぎしりでマウスピースのお悩みをお持ちの方の参考になれたらうれしいです。
五反田の鍼灸院 香庵(かのん)
東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号
五反田駅をご利用の方
JR山手線・都営浅草線 五反田駅西口改札 徒歩5~7分(約500m)
Comments