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【急増中!?】噛みしめの鍼灸治療のご依頼(五反田 鍼灸院)





最近、「噛みしめ」についての記事を読まれた方から鍼灸治療のご依頼をいただくようになりました。




噛みしめは、病気とは思われにくい「症状」のようです。しかし、噛みしめによって歯が削れる・割れる、歯ぐきの炎症が起きる、顎の痛みで口が開かなくなるなど「噛みしめ」症状で悩まれる方は多いです。



歯科医院での治療を受けられる一方、「噛みしめ」そのものが改善されるわけではないため、治療を継続する必要があり、将来のご自身の口腔内環境に不安を感じた結果、鍼灸による根本的な改善治療のご依頼をご希望されるようです。





歯科クリニックでの噛みしめ治療





歯科医院では噛みしめの治療というと、喰いしばり、歯ぎしりなども含まれる場合が多いようです。

(この記事では総称として「噛みしめ」と表現しますね。)



歯科クリニックでの「噛みしめ」の治療では、




・マウスピース購入

・損傷した歯の治療 

・噛む筋力を弱めるためのボトックス注射




などが挙げられます。






しかし、どれも「噛みしめ」そのものを治療する方法ではないそうです。

強い「噛みしめ」の力(咬合力)に耐えられる素材が開発されてきたことからも明らかなように、「噛みしめ」に対してつねに継続して治療を続ける必要があります。




歯科医院での「噛みしめ」治療に通われていらした方にお伺いした情報をご紹介すると、




・マウスピースは、保険診療で購入できるための期間が限定されており、その期間内にマウスピースが壊れて再制作する場合は自費となる。



香庵では、半年以内なら保険診療で5,000円程度だが、噛みしめが強くて2ヶ月ほどでマウスピースに穴をあけてすぐに作り直すと15,000円以上かかったことが何度もあった、という方がいらっしゃいました。




・損傷した歯の治療方法としてはブリッジ、義歯、インプラント等、さまざまな方法があるが、素材や技術で値段が変わる。



香庵では、セラミックの義歯で1本30,000円~。歯が4本ダメージを受けていたから1回の治療で4本のセラミック義歯を入れる。しかし、それもまた、噛みしめによって何回も割ってしまいその度に新しい義歯を入れるため治療費がかさんでいたというケース。



また、何件か歯科医院を変えた方の治療例では、歯科医院によって同じ素材の義歯でもかなり値段の違いがあるというケースもありました。




・ボトックス注射は、1アンプル5万円~。1回の効果の持続期間は4~5ヶ月程度。




女性で美容に関心のある方なら「ボトックス注射」と聞くと、「小顔効果」や「シワ取り」のイメージがすぐに浮かぶかもしれませんね。確かに、「ボトックス注射」は、美容外科領域で使われている手法ですが、歯科では噛むための筋肉に注射する目的で使用されます。局所的な筋肉のみの「ボトックス注射」によって、まれに頬がコケる可能性もあるそうです。




香庵では、体験者の方に伺ったら、ボトックス注射の効果は2~3ヶ月だったそうです。






そもそも「噛みしめ」はいつから?原因は?




・「噛みしめ」は一度なってしまったら " 本当に " 一生治療し続けるものなのでしょうか?

・でも、生まれてすぐ「噛みしめ」グセがある赤ちゃんはいないはずですよね?

・いつからか「噛みしめ」癖がついてしまった、と考えられないでしょうか?

・「噛む」のに必要な顎の周りのある組織に問題は無いのでしょうか?

・その組織が「噛みしめ」に関わっていると考える方が自然ではないでしょうか?





「噛みしめ」で悩まれる方のお話をお伺いすることが増えるにつれて、香庵ではこのような疑問がたくさん出てきました。




その結果、香庵では「噛みしめ」の原因となる顎の周りの「筋肉」にフォーカスするようになりました。顎の周囲の筋肉が縮んで硬くコリ固まり「噛みしめやすい」状態をつくっていると考えます。






まさか!?「噛みしめ」に自覚症状がないことも





先日、定期的に来院される方から、このようなお話をお伺いしました。




今月に入り、久しぶりに行かれた歯科クリニックで「噛みしめ」によって歯の根っこ部分に圧がかかり、歯そのものが変形しているのが見つかったそうです。




しかし、ご本人には「噛みしめ」の自覚症状がなかっただけに半信半疑だったそうです。




しかし、歯科クリニックでご自身の口腔内の写真を見せられて、本当に歯の下半分が変形して歯ぐきにも影響が出ており、かなりショックだったそうです。




その結果、マウスピースを作ることにされたそうです。





その後、香庵の「噛みしめ」に関する記事を読まれて、マウスピースがそもそも「噛みしめ」自体を治す方法ではないことを知ったそうです。





「噛みしめ」の鍼灸治療




そこで次回のご予約から「噛みしめ」の鍼灸治療を始めたいとご依頼をいただきました。




この時は、鍼灸治療終了後にお悩みをお伺いしたのと、まだマウスピースが出来上がっていないとのことで「噛みしめ」の鍼灸治療のデモンストレーションをさせていただきました。




すると、口を大きく開閉したときの顎のカクカクした不安定さがなくなり、噛むための筋肉がゆるんで動きが柔らかくなったことを実感されて、とても喜んでいただけました(^_^)




次回からは本格的な「噛みしめ」の鍼灸治療をスタートしてまいります。




噛みしめに関わる筋肉バランスや顎の位置などが整うことを実感していただきながら鍼灸治療をすすめてまいりますので、ぜひ楽しみにしていていただきたいと思います!





 

五反田の鍼灸院 香庵(かのん)

東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号

五反田駅をご利用の方

JR山手線・都営浅草線 五反田駅西口改札 徒歩5~7分(約500m)




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