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悲しくなったりイライラしたりすることに疲れたときは(五反田 鍼灸院)





・悲しい気持ちになって力が抜けていくような感じになって動けない


・やたらとイライラするんだけどその後すごく疲れてさらにイライラしちゃう


・何か好きなことをすればいい、って言われても、好きなことがなくて何をしたらいいのか分からない




鍼灸治療の合間にそんなお悩みをお伺いすることがあります。

そんなお悩みを抱える方には共通するキーワードがあるんです。




それが「我慢(ガマン)」というキーワード。





「我慢(ガマン)」し過ぎる人の特徴




小さい頃からずっと我慢してきたけど、

大人になって環境が変わっても…



なんだか、いつも我慢してる自分がいる・・・




そういう方は実はとても多いです。




最初はほんの少し我慢してただけだったのに、「このくらい…」って思って我慢してるうちに「それが普通」になってしまったというお話もよくお伺いします。




「我慢」の厄介なのは、中毒性があって " 麻痺 " してくるところ。慢性化しやすいんですよね。




「我慢」が慢性化してくると、



無気力になったり、

悲しくなったり、

イライラしたり、

怒りっぽくなったり、

自分が存在してる意味なんてあるのかな…とか思うようになりがちです。




その一方で「我慢」そのものは悪いものではないんじゃないかな、とも思っていて。

きっと「我慢」した最初のきっかけは、大好きな誰かのために、だったと思うから。




喜んでもらいたくて、

笑顔が見たくて、

役に立ちたくて、

助けたくて、

褒めてほしくて、

振り向いてほしくて、

認めてほしくて…してた我慢なんじゃないかな、と思うから。




そういう「我慢」ができた人は優しい頑張り屋さんなんじゃないかな、と思うんです。

ただ、優しい頑張り屋さんだからこそ「我慢」し過ぎてしまう傾向があるようです。






優しい頑張り屋さんが疲れる理由

~厄介な ” 我慢の慢性化 ” 現象~


優しい頑張り屋さんは、

自分のやりたいコト、欲しいモノをずーっと我慢し続けるうちに、

その「我慢」を頑張るようになってきやすいようです。




自分がワクワクしたり好きなことを抑え込んでしまうから、

自分の中から湧き出てくるエネルギーが

いつの間にか出てこなくなってきます。




ずーっと我慢し続けていると次のような感覚に悩まされるようになります。




要求ばっかりされてるような感覚…



いいように利用されてんじゃないか?

って疑いたくなるような感覚…



本当は何がしたかったのか

わからなくなってくる感覚…



からだの中から

チカラが抜けていくような感覚



1人っきりで

何かに立ち向かっているような心細い感覚



自分なんて、

そもそも必要な存在なの?

って落ち込んでいく感覚…




我慢し続けていると、そんな感覚(現象)に出会うことが多くなるんですよね。




でも、そういう気持ちになる自分を責めてしまう方もいるようです。

このループにハマると、すごく疲れてしまうんです。




最初の気持ちは優しさから始まったはずなのに、なぜかめっちゃくちゃ疲れる現象が現れて、どうしたらいいのかわからない・・・というお悩みになることも。




我慢の慢性化は、とってもとっても厄介ですよね。






「我慢(ガマン)」の欠片を見つけよう


我慢が慢性化した人にとって、

日常生活の中でしている我慢に

どんなものがあるか考えてみようとしても、




無意識にしてる我慢も含めたら

数限りなくありすぎて

分からない…!

ということも多々あります。




そんな時は、

自分が日常的に触れているものから

見てみましょう。




「我慢の欠片」を

見つけやすいかもしれません。




普段使っている飲み物用のカップ。

普段使っている食事用のお箸やスプーン。

普段座っているクッションの色や厚み。

普段使っているブランケットの肌触り。

普段履いている靴下の素材感。




自分が触れる身近なものたちを

じぃぃ〜っと眺めてみて、




どうして自分はコレを使ってるのかな?




って問いかけてみてください。




これ「で」いいや〜

まだこのまんま「で」いいや〜

別に「何でも」いいや〜




もし、そんな風に思って使ってるな〜というものがあったら、




それは「我慢の欠片」を見つけられた!

ということかもしれません。




だって、どうせずっと我慢している私は、




好きなこともできないし。

好きなものも選べないし。

好きなように出来ないし。




どうせ私にはこれぐらいでいいのよ。

どうせ私はこのまんまでいいのよ。

どうせ私が使うものなんて別に何でもいいのよ。




っていう心の傾きが目の前のものとして現れてるのかもしれないから。




特に、頑張り屋さんにとって我慢することは、「え?こんなの全然フツーのことだよ?」みたいな感覚だったりします( ̄▽ ̄;)




感覚的には「いつものことだし、これが普通」と思ってるのに、



無気力になったり、

悲しくなったり、

イライラしたり、

怒りっぽくなったり、

自分が存在してる意味なんてあるのかな…



…とか思うことがあったときは、




「我慢し過ぎてツラいよ〜」っていう身体からのサインです☆




もしかして「我慢」が癖になってないかな?

もしかして「我慢」が慢性化してないかな?

そもそも、何かを「我慢」し過ぎてないかな?



…って、ちょっとだけ立ち止まってみてくださいね。






「我慢(ガマン)」している自分と向き合うお作法



「我慢(ガマン)」の欠片を見つけられたら、まず最初に行うお作法があります。




それは、我慢してることがダメ!我慢しないようにしなきゃダメ!…と自分を責めることではなく(笑)




あ、今は、そうなんだ〜(。・ω・。)





って、「我慢(ガマン)」してる自分を理解してあげること♪

これが、「我慢(ガマン)」してきた自分自身と最初に向き合うお作法です。






そして、もしできたら、




そうか〜、我慢してたんだなぁ〜、私!( ´ ▽ ` )





って、我慢することをがんばっきた自分をヨシヨシしてあげること♪( T_T)\(^-^ )




そもそも、心の優しさから「我慢(ガマン)」してきたのが始まりなんだし。

自分のことを「よく頑張ったね!」ってねぎらってあげることって、大事ですものね♪






心がほっこりすると、からだもゆるんできやすいです。




からだが変化すると、悲しくなったり、イライラしたりすることに疲れるタイミングが分かるようになります。我慢(ガマン)のし過ぎを察知したり自覚しやすくなるので対策も取りやすくなりますよ!




香庵は鍼灸院なので、心理カウンセリング的なものはメインにやってないのですが、からだのコンディションを診ることで心身共にバランスが整うようなアプローチをとっています。




鍼灸治療でおからだを整えながら、ゆったりとリラックスしてご自身と丁寧に向き合うお時間を過ごしていただけたらうれしいな、と思います。





 

五反田の鍼灸院 香庵(かのん)

東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号

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