無資格の人からのマッサージが怖いというお悩み / 50代女性(五反田 鍼灸院)



新規のお問い合わせをいただきました。

噛みしめと歯ぎしりを歯医者さんに指摘されたという50代女性のS様。




朝起きると右側の頬の筋肉が重だるく「寝ている間、噛みしめていたのかな」と感じたそうです。




このままだと、顔が歪むのではないかと気になり、フェイシャル・マッサージを受けるといいのかな、と思ったそうです。



しかし、マッサージといっても無資格で営業しているお店が多く、どこに行っていいのかわからない、と感じていたそうです。




「無資格の人にマッサージを受けてかえって悪くしたら怖いな...」ともお悩みでした。




S様、指圧・マッサージは、国家資格なしだと違法だということご存知だったのですね!




そんな時、インターネット検索で、噛みしめ(食いしばり)、歯ぎしりの鍼灸治療を行なっている香庵を見つけてくださったとのことでした。




ありがとうございます!ヽ(*^ω^*)ノ




S様のように「無資格の人にマッサージを受けるの怖いな...」と不安な気持ちをお話くださる方や、




「どこでもいいわけじゃなくて、ちゃんと医学的な知識をもった人のところに行きたい」と悩まれている方は最近、特に増えてきています。





実は、このようなお話をされる方は、かなりマッサージ界の闇に詳しい方です!(笑)




まぁ、オーバーに「闇」と表現しましたけど、S様のケースは、S様の妹さんが海外で鍼灸治療をされている方で、そのあたりの事情に詳しい方だったのです。




なかなかこの辺りのこと、オープンにされていなかったりもするようなので、香庵での事例も含めてご紹介しますね!







あん摩・指圧・マッサージは国家資格が必要です



指圧やマッサージを仕事として行う場合、法律により国家資格が必要です。

国家資格なしに指圧やマッサージを業として行ったり名乗ったりすることは違法です。

〇〇サロンや整体院、リラクゼーションのお店などはあん摩・指圧・マッサージはできません。




指圧・マッサージという言葉の代わりに「リラクゼーション」など言葉を変えて営業しているところもありますが、法的な位置づけではグレーゾーンで営業している、ということになります。




からだの構造や機能についての知識をどこまで学んでいるか、技術をどのように習得しているかは不明、ということでもあります。




治療としてではなく、あくまでリラックス目的で利用するのであれば多分…あまり問題ではないかな…と思います。




しかし、施術によって筋肉を傷めたり壊されて鍼灸院に相談される件数も増えているようです。




香庵では、「あん摩・指圧・マッサージ師」の国家資格のない施術者からマッサージを受ける時は、自己責任となることを理解しておくことをオススメしています。




また、もしもセラピストを選べる店舗の場合は、安全にあんしんして受けられる方にご依頼されることをオススメしています。






国家資格を持つ人の施術を受けられるか確認する方法






一般的にお店の看板を見ただけでは、国家資格を取得してるかどうかなんて、分からないと思います。




そんなときはまず、行きたいと思ったお店の情報をチェックしてみてくださいね。

お問い合わせフォームやご予約時のお電話でひと言確認されてみても良いと思います。




「あん摩・指圧・マッサージ師」の国家資格のある人はいますか?


「あん摩・指圧・マッサージ師」の国家資格を持っている人の施術は受けられますか?




など、国家資格のある、なしを確認するだけでも良いと思います。




ただ注意していただきたいのは「資格はありますか?」とだけ聞いてしまうのはNGです。

「資格はありますよ」との答えがあったとしても、人のからだに触れるための十分な知識が得られないまま、民間資格を取得しているケースがあるから。




民間資格は、国家資格ではないため無資格での施術となります。




時間と費用を使って、ご自身のおからだを預けていただくということを理解しているお店であれば、誠実に気持ちよく対応してくれると思います。安心して施術を受けられるところというのは基本ですものね!






無資格でのマッサージ界の裏事情1





香庵では無資格のマッサージ店でお仕事されている皆さまから治療のご依頼をいただきます。

「自分のからだは鍼灸治療でケアしたいんです(笑)」とご利用いただいています。




無資格でのマッサージといっても、そこで働く方は「お客さまにリラックスしてほしい」と思って施術されています。




しかし、お話をお伺いするとからだの構造や機能について学ぶ時間もあまり多くはないそうです。




また、施術者としての立つ位置や身体の使い方なども自己流でやってるという方も多いようです。





その結果、ご自身のおからだを痛めて鍼灸治療を受けに来られる方も多いです。




経営者にとっては売上げが大事なので、研修にかけるコストは少なくしたいということで、




「従業員どうし、適当にやって技術を上げていって売上げにつながればOK!」




と考えるところもあるようです。




「お客さまにリラックスしてほしい」と思って施術される従業員の方々にとって、経営者側の考えの違いや施術に関する法律的・スキル的な問題など、お悩みは尽きないようです。







無資格でのマッサージ界の裏事情2.





4~5年前、「人を癒やしてからだを整えられるようになりたい」とご相談を受けたことがありました。




美容関係のお仕事をされていらっしゃる方だったので、指圧の専門学校で国家資格を取得すれば、美容のお仕事にも活かせるし後々開業もできるし将来的に良いのでは...とご提案したのですが...




結局、その方はある整体の学校に通われることにされたそうです。

「20~30万円で半年以内に資格がもらえるから手軽ですよね♪」とのことでした。





私自身は人のおからだのお悩みや症状改善に向けて学ぶために「手軽かどうか」を考えたことがないので...かなり衝撃的でしたΣ(・▽・;)






そんな安くて手軽に手に入る資格、しかも、無資格・無免許と同じもので、どこまで知識や技術の習得が可能なのか、そのこともちょっと心配になりました。




私の鍼灸専門学校時代、学生の中に無資格である職に就いたものの、国家資格を取得する方が結局は安定した就職先も選択肢に入るし、法律的にも堂々と開業できるということで学校に入り直したという方がいました。




もしかしたら「安くて手軽に資格が手に入る」と整体の学校に通われている方も、同じように感じられてまたご相談されることがあるかもしれません。もしもそうなった時は応援したいと思います!(笑)







はり師きゅう師あん摩・指圧・マッサージ師の国家資格を取るためには




はり師きゅう師あん摩・指圧・マッサージ師の国家資格を取るためには学校に通う必要があります。専門学校、大学などによって3年制、4年制の学校などがあります。




専門学校に3年通って卒業時に得られるのは、国家資格の試験を受けるための資格(受験資格)です。

つまり、この時点では学校に3年通っても国家資格は取得できていない状態です。




そのため、卒業見込みがある、とされた人のみ国家資格試験を受験することができます。

はり師、きゅう師、あん摩・指圧・マッサージ師の国家資格はそれぞれ別の国家資格となります。

3つすべての国家資格を取得したい場合は、最も受験科目が多くなります。




試験合格者は晴れて国家資格を取得することができます。




国家資格を取得したあとは、鍼灸院や介護福祉施設、スポーツトレーナー、病院の整形外科、リハビリテーションセンターなどが就職先となることが多いです。




施術の方法などもたくさんあるので、自分が目指したい治療法の方向性を見つけたり、自分の技術や知識を高めるための講習会や実習などに参加することも必要です。




それでも、「人のからだ」って教科書通りに症状が現れるわけではないし、意外な質問をされてドギマギして答えられないこともあるし、治療法のレシピ通りに施術をしたら出来上がりというわけにもいかないです。ある意味カオスです(笑)




開業したら、技術の上達だけを目指して勉強するだけでは足りないことだらけの問題もたくさんあるので、1つ1つクリアしていくチカラを養っていくことも必要です。




先日、美容師さんと国家資格の話になりました。美容師の国家資格を取得するためのプロセスや開業についてのお話に、職種は違えど、やはり共通する大変さはあるものだな~と思いました。

それでも、自分が選んだ仕事が好きだから続けられるエネルギーになるんですよね~♪





国家資格を取得する、ということは、全然「手軽」ではないです。

基礎的な知識や技術の上に、さらに積み重ねていかなければならないことも多いです。

また、知識や技術だけではなく安心して施術を受けていただけるような人間磨きも大事です。




でも、だからこそ、ご依頼をいただく皆さまに安心して施術を受けていただけるし、からだについてのお悩みもお話いただけるのだと思います。




な~んつっても、私もまだまだ...ま~だまだ...、修行の身ですけどね~(ノ´∀`*) ガンバリマス♪






からだや心は「魂の器(うつわ)」

きちんと扱えて磨けるところを選んでほしい♪





今回、S様からご相談いただいたように、香庵に初めて来院された方から「国家資格がない人に施術を受けるのが怖いんです」というお悩みをお伺いすることが増えてきたので、




実際に無資格でマッサージを行なっている皆さまからお伺いしたリアルなお声も交えてご紹介してみました。




それでも、国家資格を取得するためにお金も時間も使って医学的な知識を学んだ人から施術を受けるか、リラクゼーションということで無資格の方から施術を受けるかは・・・・・・




自由だと思います(*・ω・*)ノ

はり師きゅう師あん摩・指圧・マッサージ師の国家資格をすべて取得してる私がこんなこと大きな声で言えないので色を薄くしてみました(笑)




でも、このような違いがあるんだな〜ってこと、知っててほしいな~、と思います(*^ω^*)




ご自身のおからだと心は「魂の器(うつわ)」でもありますよね♪

軽やかで健やかなコンディションで毎日を元気に過ごしていただけたらうれしいな、と思います。





 

補足 :



S様の噛みしめ・歯ぎしり治療の改善事例、今回、ご紹介できなかったです…( ̄▽ ̄;)




S様の噛みしめ・歯ぎしり治療は、噛みしめに関わる筋肉のコリがゆるみ、開けにくかった口が大きく開けられるようになったことを確認して終了しました。




噛みしめの癖を取るために、今後も定期的な噛みしめ治療をご依頼いただきました。




また、記事を改めて、噛みしめの鍼灸治療をご紹介できればいいな、と思います。




S様、次回のご予約日時にお待ちいたしております!






 

五反田の鍼灸院 香庵(かのん)

東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号

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