
2月に入り、年度末に向けてお仕事の忙しさが加速度を増している…と感じている方も多いのではないでしょうか。
最近、鍼灸治療のなかで皆さまからお伺いするのは「年度末」に関しての体調のお悩みです。
具体的な症状をあげると、
・帰宅しても仕事のことが頭から離れず、考え続けてしまい疲れが取れない。
・寝ている間、ずっとリアルな仕事の夢を見続けて朝、ぐったりしながら起きて仕事に向かう。
・イライラしても仕方ないけどイライラしてしまう。
・イライラしてるのを悟られないようにしていて疲れる。
・年度末と来期の準備も同時進行で考えることがありすぎて頭が痛い。
…などなど、皆さま、本当にお疲れさまです!( ;∀;)
そんなお悩みを抱える皆さまのお身体には共通する特徴があるようです。
それは、おからだ全体がこわばっているという特徴です。
身体のどこかが痛い、とか、分かりやすい症状がある、とかならそこにフォーカスして対処もできますよね。だけど、セルフケアするにしても、どう対処したら良いのか分からない…というケースが多いようです。
お身体を診断すると、
首や肩にコリはあるし、背中や腰の筋肉も張ってるし、疲れてるし、よく眠れてないし、血行不良なのも知ってる.....(+_+;) でも回復する気力がない…という状態の方も☆
おからだ全体をこわばらせることで気力を保って「なんとか、がんばっている」んじゃないかというくらい疲れきっていらっしゃることも多いです。
このような「症状」の鍼灸治療では、お身体の中心である「背骨」がキーワードとなります。
背骨を1つずつ押していくと鈍痛や違和感を感じる箇所が見つかるんです。
と言っても、背骨自体に問題があるのではないんです。
背骨にあらわれる鈍痛や違和感は「身体の中心から疲れている」ことを表しているんです。
鍼灸治療では、背骨を中心に背中全体のツボを使いながら、呼吸や血液循環、内臓の働きなどに関わる自律神経系の働きがスムーズになるようにサポートしていきます。
この時、首、肩、腰などの筋肉のこわばりやコリ、痛みが残っていないかも細やかにチェックして、もし残っていればゆるめていきます。
身体から余計な力が抜けてほぐれてくると、うつ伏せ姿勢でも身体のあり方がかなり変化します。
呼吸するたびに胴体がゆったりと波打つようになり、背中に手を当てて静かに圧を加えると身体がベッドに沈んで、圧を加えていた手を静かに話すと身体が元に戻ってきます。
全身に新鮮な空気が取り込まれて筋肉がゆるみ、本来の弾力を取り戻せるようになります。
年度末で忙しく疲れている、という方の鍼灸治療で「背骨」がキーワードとはいっても、この治療の前段階では、仰向け姿勢でも鍼灸治療を行いますよ!(*^0^)ノ
背中の治療効果を充分に引き出せるようにお一人お一人の体質や体調に合わせて細やかに診断しながら行います。
おからだ全体をトータルで診て施術を行うことで、お身体をゆるめて疲労回復へと促していきます。
「年度末」は、会社によってその時期は違うかもしれないですが締め切りがあるものだし、お疲れが溜まりやすいのではないかと思います。
ゆっくり眠っただけでスッと回復できれば良いんだけど、なかなかそうならない…とお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせくださいね。
軽やかなコンディションで毎日を過ごしていただけるようにサポートができましたら嬉しいな、と思います。
五反田の鍼灸院 香庵(かのん)
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