身体が芯から冷えて2週間...いまだに続く寒気がつらい...!というご相談 /40代男性(五反田 鍼灸院)



ただ今、暦の上では大寒の真っ最中!

1年の中でもっとも寒さが厳しい時季です。




冬は寒い、って分かってるけど、思ったよりも身体が冷えてしまうこともあるかと思います。

身体が冷えきって、足もとから寒気がしてくる、あの感じ...(T^T;)←私も苦手です(笑)

今年はとくに、そんな寒さに悩まされている方は多いのではないでしょうか。




香庵ではそんなご相談を受けることもあり、鍼灸治療を行っています。

今回はそんな症例をご紹介します。





症状について




先日、定期的に来院される40代男性のI様より、



出かけた先で身体の芯まで冷え切ってしまい、疲れも重なってなかなか寒気が抜けない( ´_ゝ`)



…というご相談をいただきました。





・暖房が効いている部屋でもお風呂でも温まった感じがない


・とにかく「寒い(からだの芯から冷えきっている)」という感覚がある


・この症状が2週間ほど続いているとのこと。




冷えきった身体を温めて回復したいとの思いから、汗をかくまでお風呂に浸かって温まるようにしている、とのことでした。それでも、温まって回復する感じがしないし、寒さの感覚はほとんど変わらないとのことでした。





香庵の診断・分析




I様の症状は、からだが芯から冷えきっているという感覚だけではありませんでした。



寒さに耐えるために首や肩周りの筋肉が縮こまり、特徴的なコリとなって現れてもいました。

さらに連日のハードワークも重なり、疲労感もかなり強くあるようでした。




また、お風呂に入って温めようとされた、というのは良かったのですが、その入浴の仕方によってさらに冷えが加速している可能性がありました。






施術内容と経過




まずは冷えきった身体を温めて血行を促すために、からだをもっとも効率よく温められるポイントに鍼をしていきました。




さらに、うつ伏せでの施術では、鍼灸の刺激のあと、首と肩の境目のエリアへ赤外線をあてて温めていきました。この時に香庵ならではの「ある工夫」をしました。




鍼灸治療+赤外線での治療を受けられた方は、「温室のバラかビニールハウスのいちごになった気分〜!あったかくて気持ちいい〜♪(*´∀`*)」とおっしゃいます(笑)




ポカポカに温めるけど汗は出ていない(*´꒳`*)…というギリギリのところを狙って温めていきました。(身体に熱エネルギーを満たして封じ込めるようなイメージ)




I様の施術でも、充分にお身体がポカポカと温まり、首や肩周りの筋肉も柔らかく伸びやかになったのを確認して終了しました。






寒気を取るためのお風呂の入り方





I様と同じように、身体が冷えきったときにお風呂に入って温まろうとされる方は多いと思います。

その方法は良いのですが「汗をかくまで入浴する」というところが実は今回の I 様には合っていませんでした。




気力や体力が充実してるときであれば、お風呂やサウナで汗をかいてスッキリする、というのもアリだと思います。



温まることで血管が広がり、水風呂で血管をギュッと収縮させることを繰り返して血液循環を良くしたり、汗をかいて老廃物を出して水分補給して、もともとある代謝をさらにアップする!…というサウナは、



そのような身体への変化に対応できる気力と体力のある健康状態の良い人ならスッキリ感もあり「整う」感覚も得られるかもしれません。




でも、I様のような症状で、




気力や体力的に消耗して疲れている、

いくら温めても寒い…、

身体の芯から冷えてる…というときは、





汗が出るまでお風呂やサウナに入る…のは、

寒気を取る方法として実はNGなのです。





その理由は、

汗が出る→からだに溜まった熱を身体の外へ出すことだから。





 

汗が出るまで「温める」ということは、からだは「このままだと熱が上がって危険だから冷やさなきゃ!」と判断して反応しているということ。




その結果、かえって身体を冷やしてしまうんです。




I 様には、しばらくの間、ご自宅での入浴時にも「汗が出る直前のギリギリのところまで温める」を実行して、寒気が取れる様子を観察していただくことなりました。






治療の振り返り・院長より




東洋医学では、気候や季節などの「環境」は病を引き起こす要因になると考えられています。

その中でも「寒さ」は、外界の環境(風、暑さ、湿気、乾燥、寒さ)の中で、もっともダメージが強いといわれます:(;゙゚'ω゚'):

 

 


その理由は、「寒さ」は人間にとって生命の危機にさらす最も強い「毒」をもつとされるから。

血液循環が滞りやすくなるので、身体のさまざまな機能が働けず、痛みを引き起こしやすくなります。

また、古代の世界では「寒さ」によって「凍死」などで亡くなることが多かった時代もあったんだと思います。




現代では衣食住の環境が発達したことで、なかなか寒さが「毒」という感覚、薄くなってきているのかもしれないですね。それでも、毎年冬の季節は、身体が急に冷えきってしまい「寒い感じが抜けない」症状となった方からご相談いただくことがあります。




ただいま二十四節気では大寒。

1年でもっとも寒さ厳しい日々が続いていますね。

ぽかぽかにあったかくして、おからだをゆるやかに軽やかに過ごしていきたいですね!

 





後日、I 様が来院されたので症状の経過をお伺いしてみました。

施術後、寒気が取れて気にならなくなったそうです。

そして、お風呂に入って汗をかくギリギリを見計らうのは難しいけどできている!とのことでした!




ぜひ、からだの温める機能(血行がよくて、全身の機能がバランスよく働ける体内環境)が安定してきたら、サウナでスッキリ汗をかいて「整う」感覚も楽しんでいただきたいと思います!




この日は寒気もなくなり、ここ数日間、仕事にガッツリ集中していたら首が動かなくなった...!という症状でした( ̄▽ ̄;)

首肩周りの強いコリと痛みもしっかり取れて良かったです!(笑)

伸やかで穏やかなお時間もゆっくり過ごされてくださいね!





いつもご利用ありがとうございます。




 

五反田の鍼灸院 香庵(かのん)

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