ストレートネックから頸椎後弯(逆S字)と言われた50代男性|左腕のしびれと痛みから、ご自身本来のライフスタイルを取り戻す鍼灸治療(戸越銀座・戸越 鍼灸院)

【本日の目次】
ストレートネックから頸椎後弯(逆S字)へ
3年前に左肩から左腕に違和感があり、整形外科を受診したところ、ストレートネックであることが分かったという50代男性G様。
それから3年ほど経ったある日、左腕に激痛が出たため、再び整形外科を受診されました。
レントゲンを撮ったところ、医師から、
「逆S字カーブになりつつある」
と言われたとのこと。
鎮痛剤を処方され服用されていましたが、左肩から左腕にかけてのしびれと痛みが強く、寝ている姿勢でもつらい状態だったそうです。
そんなとき、ネット検索で香庵を見つけてくださり、以前から掲載していた「ストレートネックの悪化による頸椎後弯(逆S字)」の施術例をご覧になって、ご連絡をくださいました。
首を上に向けても、首の後ろにシワができない
まず初めに、首の状態を確認しました。
座っていただいた姿勢で、上を見るように頭を動かしていただくと、少しだけ顎が上がるものの、首そのものはほとんど動かず、あとは目玉だけが上を向くような状態でした。
また、通常なら、首を後ろに反らしたときに首の後ろにはいくつかのシワができます。
ところがG様の場合、首の後ろにできるはずのシワも、一切ありませんでした。
首の後ろが、とにかくガチガチに固まったような状態でした。
さらに、仰向けになっていただいても左腕のしびれと痛みが強く、寝ていること自体がつらい状態でした。
そのため、この日の施術では、お身体の状態を正確に確認しながら進めることはもちろんですが、それだけではなく、できるだけ速やかに症状の軽減を目指すことも大切だと考えました。
痛みやしびれが強い状態で、つらい姿勢を無理に続けていただくことはしたくありません。
そのときのお身体が少しでも楽にいられる姿勢を確認しながら、応急処置的な要素も入れて施術を行いました。
うつ伏せになっていただくと、
「まだこの姿勢の方が、左腕のしびれと痛みは楽です」
とのこと。
そこで、仰向けではできなかった施術と、首の状態を確認しながら鍼を行いました。
首まわりの強いコリをゆるめ、回復していけるお身体へ
今回、レントゲンで首のカーブの変化を指摘されていたG様のお身体には、首を中心に強い緊張とコリが現れていました。
筋肉は本来、必要なときに縮み、必要なときには伸びるということを繰り返しながら、身体を動かしています。
ところが、筋肉が長い時間、強く緊張した状態が続くと、本来の伸びたり縮んだりする動きがしにくくなることがあります。
G様の場合も、首まわりの強いコリによって、身体が本来持っている動きを充分にしにくくなっているような状態でした。
そのため、まずは首まわりの強いコリをしっかりゆるめて血行を促し、しびれや痛みが出るほど負担のかかっていたお身体を、少しずつ回復していける状態へ戻していくことが必要なことをお伝えしました。
もともとG様はスポーツジムに通われていて、筋肉トレーニングを習慣にされている方です。
筋肉の疲労や、疲労から回復していく仕組みについてもよくご存じだったため、
筋肉をゆるめて、回復させていく
という今回のお身体の向かう方向と、治療の流れを、とてもイメージしやすかったご様子でした。
28時間30分後、再び鍼灸治療へ
今回は、G様から翌日の鍼灸治療のご相談をいただきました。
しびれと痛みがかなり強く、寝ている姿勢でもつらい状態だったこともあり、初診での施術後、28時間30分後に2回目の鍼灸治療を受けていただくことになりました。
この日は、仰向けになった状態でも、左腕を上にあげていると、しびれと痛みが少し軽くなり、楽に感じるとのこと。
その姿勢から施術をスタートしました。
そして、うつ伏せでは前日と同じように、首の状態を細かく確認しながら鍼を行いました。
前日にはそれほど現れていなかった肩や肩甲骨周辺にも、首の状態に関わりのある特徴的な反応が現れていたため、こちらも細かく確認していきました。
施術後には、首を動かしながら、左腕のどのあたりにしびれや痛みを感じるのかを、G様と一緒に確認していきました。
すると、左肩から肘までの外側のエリアに、しびれと痛みを感じる場所があることが分かりました。
そこで、そのエリアに現れている症状に対して鍼を行い、症状がどう変化するのかをG様ご本人に確認していただきました。
「・・・・ふーん・・・・」
しばらく腕を動かしながら、確認されていたG様でしたが、
「・・・・ふーん・・・・」
と、真顔でつぶやくようにひとこと。
「ど、どうですか? しびれとか、痛みとかありますか?」
と、私からお聞きすると、
「ない……ですね。痛みもしびれも。……ふーん。」
とのこと。
……おぉ~~~!o(´▽`o)ヨカッタ~!
どうやら、痛みもしびれもなくなっているようでした。
実は、このとき症状の変化を確認するために使ったツボは、左足のすねにあったんです☆
腕に痛みやしびれがあると、普通は「腕に鍼をするのかな?」というイメージがある方が多いかもしれません。
でも、今回のG様のケースでは、腕からずっと離れた左足のすねにあるツボへ、鍼を1本( ._.)φ
それで左腕のしびれと痛みがなくなったのですから、
「・・・・ふーん・・・・(´・ω・)フシギ~☆」
となるG様の気持ちも、なんだか分かる気がします(笑)
でも、この出来事がきっかけになったのか、その後G様には、
「鍼灸治療って、効果があるのかもしれない...症状が良くなるかも...」
という印象を持っていただけたようでした。
少しずつ、いつもの生活へ
その1週間後、G様が来院されたときには、
「スポーツジムに2回行きました~!」
とのことで、特に問題なくトレーニングできたそうです。
ときどき左腕にジリッとしびれと痛みの感覚が出ることはあるものの、それも以前ほどではなく、あまり気にならないとのことでした。
さらに翌週には、鎮痛剤もほとんど必要なくなり、週2回の筋トレに加えて有酸素運動もされたそうです。
そして2週間後。
G様は、
「最近は、週3回、スポーツジムに通っています。」
と、嬉しそうに笑顔で問題なくトレーニングできているとのご報告をしてくださいました。
首の動きの変化を確認しました
ここで、改めてG様の首の動きを確認してみました。
すると……
顎がしっかりと天井を向けるくらい、上を向けるようになっていました。
初めて来院されたときには、上を向こうとしても少し顎が上がる程度で、あとは目玉だけが上を向くような状態だったG様の首でしたが・・・。
それが、しっかりと動くようになっていました。
スポーツジムで筋トレをされているときの姿勢なども確認させていただきました。
首や肩の周辺には、お仕事によるお疲れからくるコリはありましたが、最初のような強い状態ではありませんでした。
今後は、ストレッチなども取り入れながら、お身体のお疲れをため込まないようにケアしていただけたらと思います。
ご自身本来のライフスタイルへ
G様は、もともとスポーツジムで身体を動かすことを習慣にされている方でした。
筋肉トレーニングをして、有酸素運動もして...というのは、G様の心地よいライフスタイルには欠かせないもので、ご自身の身体を使って、アクティブに毎日を過ごしていらっしゃいます。
今回、左腕のしびれや痛みが強くなったことで、一時的にその生活ができないほどつらい状態になりました。
でも、身体の状態が少しずつ回復していくにつれて、腕のしびれや痛みに悩まされなくなったのはもちろんですが、
ジムへ行ける。
筋トレができる。
有酸素運動もできる。
以前のように身体を動かせる。
そんなふうに、ご自身がいつも過ごしていた日常へ戻ることができるようになっていかれました。
香庵が目指しているのは、単に症状を取ることだけではありません。
本来のご自身のお身体を取り戻して、ご自身がやりたいことを、ご自身のお身体で楽しめる。
活き活きと、ご自身の人生を楽しみながら、いろんなことに取り組めることは、人生の喜びだと思うし、そんな状態をサポートできたらと思っています。
G様にも、これからもご自身のお身体を大切にしながら、活動的なライフスタイルを過ごしていただけたらうれしいです。
戸越銀座・戸越の鍼灸院 香庵(かのん)について

当院の院長、加藤は国家資格を取得しております
・鍼師(2000年~)
・灸師(2000年~)
・あん摩マッサージ指圧師(2000年~)
また、第43回日本伝統鍼灸学会学術大会、世界鍼灸学会連合会学術大会WFASなどにて発表経験もあり、研究成果の発表も行っております。
場所:東京都品川区戸越2-6-38 toritor(通リ通ル) Room 1
戸越銀座駅・戸越駅をご利用の方
東急池上線 戸越銀座駅・都営浅草線 戸越駅 徒歩5~7分(約500m)





