腰痛の影響による右足のスネの痛みを1ヶ月で改善(腰痛改善事例2)60代男性(五反田 鍼灸院)



症状について


1週間ほど前からなんとなく右足のスネがだるいような感覚があった。

ここ2~3日では、足のスネの足首に近いところに限局的な痛みを感じる。



特にぶつけたりしたことはなく、打撲の痛みではない。

正座をしていると、途中から痛みを感じるようになる。

仕事で正座はしなければならないため、このまま痛みが続くことを考えると憂鬱で不安も感じる。





香庵の診断・分析



歩行や階段の上り下りではあまり足のスネや足首周辺には痛みを感じないとのことで、施術ベッドに仰向け姿勢で左右の足首を外回し・内回しに回していただきました。



すると、右足首の外回しの動きがキレイな円を描けず、動きが途切れてしまいました。



右足のスネの足首近くは、背屈(足の指を反らせる)するための筋肉があり、足の骨に付着するためのしっかりとした素材(腱)に変わる所で、筋肉の柔らかさと腱の硬さが混在して触れられるところです。



しかし、今回のケースでは、柔らかさがほとんど感じられず、筋肉の部分も硬くなって足の動きに対して抵抗するつっぱり棒のようになり、足を内回し・外回しするときの動きを妨げている状態でした。

他動的に足首の曲げ伸ばしをしても右足首が硬く、左に比べて伸びやかさがほとんどありませんでした。



また、これらの筋肉の動きに関係している神経は、腰のところから伸びてきているため、腰周辺の筋肉のコリが神経を圧迫して、その結果、末端周辺に近い足首の上辺りに痛みを起こさせている可能性も考えられました。



ご本人には、この時点では腰痛の自覚は無いとのことでしたが、もともと慢性腰痛をお持ちで定期的に来院されていらっしゃる方なので、その症状も念頭において施術を行うことになりました。




施術内容と経過



仰向けでからだ全体のベースを整える鍼灸治療からのスタートでしたが、足のスネだけではなく、からだ全体が硬くこわばってコリが強くなっていらっしゃいました。



伝統芸能の世界で活躍されていらっしゃるK様。今回の新型コロナウイルスによる影響がお仕事のスケジュールにも影響してきている部分もあり、また、この時点ではオリンピックの開催延期が発表される数日前だったので、オリンピック開催期間中の舞台のスケジュール、チラシ、チケット販売などの進捗状況がはっきりせず落ち着かない気持ちで過ごされていらっしゃったそうです。



そうした精神的なプレッシャーもあって、からだ全体が緊張状態で硬くこわばっていらっしゃいました。


背骨をゆるめていきながら、左右それぞれに現れているコリを取って、しばらく安静にして休んでいただきました。



しばらくすると「少し眠っていたかもしれない。最近、あまりよく眠れなかったけど、今、スッキリしている・・・」と仰られて、チェックしていた足首の上辺りの筋肉もややゆるまって伸びやかさが出始めてきたようでした。



うつ伏せでは腰を中心に、背中全体をさらにゆるめていく鍼灸治療を行いました。



腰を中心にした鍼灸治療は、背骨と骨盤がぶつかるところ(腰椎4、5番)を中心にその左右の筋肉バランスを診て行きました。



すると、明らかに右側の背骨際に皮膚にツヤがなく、皮ふの弾力が失われて、触れると不自然な柔らかさを感じるポイントが見つかりました。

しかし、少し深く圧迫すると、奥にはゴリゴリとした硬い筋肉のコリを触れ、そのポイントの浅層と深層のギャップがあまりにも大きくなっていました。



一般的に「ツボ」というと「押してゴリゴリとした硬い場所」「押すと硬くて痛いところ」というイメージがあるかもしれないのですが、鍼を使うときの「ツボ」の探し方は、「触れて不自然に柔らかい場所」をねらう方が鍼の治療効果は高いようです。



このツボへの鍼刺激は、腰の状態も改善していくのですが、同時に、腰椎の際から出た神経が腰周辺の筋肉に圧迫されて、足のスネへ向かって伸びていく間に、強い圧迫を受け続けているのに耐えきれなくなり、痛みのサインを出していた状態が改善していくものでした。




施術後、仰向けで再度、足首の外回し・内回しを行っていただくと、どちらの回し方でもキレイな円を描けていらっしゃいました。


他動的に足首の曲げ伸ばしをしてみたり、少し左右の足首を内側にひねってみても、伸びやかで柔らかな足首の状態がよみがえり、痛みも感じない、とのことでした。



2週間に1回、1ヶ月の治療で改善することができました。




治療の振り返り・院長より



定期的に来院されるK様ですが、今回のように足のスネの下、足首の上辺りに強い痛みを感じられての来院は初めてでいらっしゃいました。


今回、K様とご一緒に症状の確認を行い、なぜ症状が現れたのかをご説明し、鍼灸での施術内容を事前にお伝えして、施術途中では症状の改善状況もお伝えして、実際に鍼灸治療によって変化していくおからだを感じられることが鍼灸治療を受けられるモチベーションにつながっていただけたご様子でした。



また、こうした一連の治療の流れやご説明をすることは、未来のご自身のからだのヴィジョンが明確になるため、回復力アップのサポートになると、香庵では考えていて大事にしているプロセスなのです。




K様。実は最近、お仕事での正座の方法を変えられていらっしゃったことを鍼灸治療後に告白してくださいました!(笑)


しかも、その方法は、もともと腰痛気味の方にとって、かなり足の末端(まさに今回の症状が現れた足首の上あたり!)に負荷のかかるものでした!



正座ひとつでも、足の位置一つで負荷のかかり方がずいぶん違うのですね!

定期的なケアと同時に、また正座での足のポジションで症状が現れたときはサポートいたしますね!



またのご利用をお待ちしております。





五反田の鍼灸院 香庵(かのん)


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