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「ぼーっとする」のは時間の無駄のようで苦手というお悩み(五反田 鍼灸院)



【本日の目次】




   ぼーっとするのが苦手な方へ




今回のテーマは、



・ぼーっとすることができない

・ぼーっとすることが苦手

・ぼーっとしてるとムダな時間を過ごしてる気がする



...と感じる方に向けて書きました。




香庵に来院される方で「ぼーっとする」のが苦手な方の多くは、真面目でがんばり屋さんの方が多いです。無理を重ねてコリや疲れが蓄積してからだのどこかに痛みがある方もいらっしゃいます。




「ぼーっとすること」に抵抗感はあるけど、ご家族や友人など周囲の人から「たまにはぼーっとした方がいいよ」と言われたり、ご自身でも「ぼーっとできないのは性格なのかなー」なんて感じたり、気にされてる方もいらっしゃるのではないかと思います。




このようなケースに当てはまる~~~!という方に向けて、「ぼーっとする」要素を具体的にピックアップして、どのようにメンテナンスに活かしていくのかをご紹介しています。







   症状について





工場を経営されている70代女性K様。

今回は2回めの来院でした。



K様は、創業者の旦那様が亡くなられた後を引き継がれ20年以上、工場のトップとして働いてこられました。




業界的にも社内としても「男社会」のため、「弱音を吐いたらダメだ」「業界の情報を知らない人だと思われたらダメだ」と気を張って休まずがんばってこられたそうです。




身体にもあちこち痛みを感じたり、力仕事のし過ぎで手が動きにくくなったりしているものの「仕事を休むわけにはいかない!」とさらに休業日も1人で仕事をこなし、さらに疲労が蓄積するという悪循環になられていたとのこと。




K様のそんなご様子を心配された娘さんが香庵へ連れてこられたのが初診のときでした。




実は、初診時に、通院するのは少し距離がありすぎるため、香庵に定期的に通うことは難しいと娘さんからご相談を受けていました。




それでも、K様が痛みの理由や、コリがゆるんだからだの状態を知ることで、今後、どこか通いやすい鍼灸院や病院で受けられるメンテナンスへのヒントを提供することができるのではないかということでご依頼をお引き受けした経緯がありました。




数週間後、娘さんから「母が希望しているので、連れていきます!」とご連絡がありました。




今回は、鍼灸治療に指圧60コースをカスタマイズして治療のご依頼をいただぎした。







   香庵の診断・分析





初診時と比べたら、痛みは少なくなったとのこと。ただ、K様は「仕事を休まないでやってるから痛みがでるのは仕方がないかな、と思った」とのこと。




がんばり過ぎたり、無理を重ねるとからだに痛みが出てくることと、休むことが必要という2つのバランスを意識することを早くも気づき始めていらっしゃるご様子でした。




でも、今回のK様のお悩みは、




ぼーっとするのが無駄な時間を過ごしてる気がしてできない。


仕事に集中してる方が安心する!


でも、そのせいで身体のアチコチに痛みが出てくるのは困る...




…というものでした。




2回めの鍼灸治療は、指圧60分コースを追加してカスタマイズしてご依頼いただいたので、「ぼーっとできない」というK様のお悩みにもしっかり向き合う時間を確保していただくことができました。





その中で、K様は今の思いをゆっくりゆっくりお話ししてくださいました。




K様は、娘さんや周りの方から、「たまには温泉にでも行ってのんびりすればいいのに」とか、「ぼーっとする時間も大事」とかって言われるそうです。




でも、K様はそれが「楽しい」とは感じないそうです。




ぼーっとすることで何を得ているのか、ぼーっとする時間をどう処理したらいいのかわからないので「無駄なことしてるように感じる」とのこと。




とはいえ、身体にコリや痛み、疲労感、痛みなどの不調が現れてしまうのは困るので、どうしたらいいのかわからない、というお悩みもありました。




お身体のコリや痛みへのアプローチと同時に、「ぼーっとすることができない」ことをもう少し掘り下げてアプローチしていくことが必要かな、と分析しました。







   施術内容と経過






鍼灸治療では、実際にK様のおからだに仕事の負荷がかかりすぎて、コリや痛みを強く表しているところを確認して、全身のバランスを整えながらコリをゆるめて痛みを緩和しました。




また、「ぼーっとできない」というお悩みにはK様のようながんばり屋さんタイプの方向けの対処方法があります。その方法を使ってみました。




そもそも「ぼーっとできない」ってどういうことかというと「リラックスして休むことが苦手」という意味でもあります。




すでに鍼灸治療と指圧60分コースのカスタマイズでK様は施術を受けられている時点で、




コリをゆるめて痛みを取る要素


全身の緊張状態を緩和していく要素


安心して全身のチカラを抜く要素


全身の筋肉や関節が伸びて広がっていく要素


心身ともにリラックスしていく要素




...など、「ぼーっとする」ことにも共通するさまざまな要素を取り入れたお身体へのアプローチを行っていくことができます。




施術後は、コリ固まっていた全身のチカラが抜けてリラックスしたお身体の状態をK様にも確認していただきました。




「ぼーっとできない」というお悩みについても、どういう状態が「ぼーっとしている」状態なのかを共有して施術に取り入れることができました。




結果として、K様にとって具体的に心とからだを休めるためのアプローチを行うことができました。






   治療の振り返り・院長より





K様は、ご自身の心やからだについて意識を向ける機会がこれまであまりなかったそうです。




でも、K様に具体的な質問をしてみると、ドラマや映画のワンシーンのように具体的にお話してくださいました。




K様は「自分のことを意識してなかった~」とのことでしたが、ご自身の心やからだのことについて安心してゆっくりお話できるような機会がなかっただけだったのではないかな?と感じることが多かったです。




その理由は、K様のお話は、どれも情景が目に浮かんできて感受性が豊かでみずみずしい1人の女性が数十年間がんばってきたストーリーを聴かせていただいているような感じがしたからです。




そして、次回もまた鍼灸治療に指圧60分コースをカスタマイズしてのご予約をいただきました。




ご自身の心とからだに向き合いながらお身体をメンテナンスされるひとときを楽しんでいただきたいです!




K様にとって、K様らしい「ぼーっとする(=リラックスして休める穏やかな)」ひと時を過ごしていただけたらうれしいですね!




K様、また次回のご予約時にお待ちいたしております!




 

五反田の鍼灸院 香庵(かのん)について

当院の院長、加藤は国家資格を取得しております・鍼師(2000年~)・灸師(2000年~)・あん摩マッサージ指圧師(2000年~)また、第43回日本伝統鍼灸学会学術大会、世界鍼灸学会連合会学術大会WFASなどにて発表経験もあり、研究成果の発表も行っております。

場所:東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号  

五反田駅をご利用の方

JR山手線・都営浅草線 五反田駅西口改札 徒歩5~7分(約500m)



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