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夏バテ予防と対処法(五反田 鍼灸院)

  • 執筆者の写真: 加藤さやか
    加藤さやか
  • 2021年8月19日
  • 読了時間: 7分

更新日:2021年8月21日


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日本の夏は暑いだけではなく湿度もかなり高く蒸し暑い日々が続きます。

今年もあまり夏の旅行やイベントに盛り上がる雰囲気ではなくて、ご自宅で「夏休み」を過ごされた方も多いかもしれませんね。




今年の「夏休み」は全然リフレッシュできなかった...Σ( ̄_ ̄lll)




...という方もいらっしゃるようですがいかがでしょうか(;^_^A





香庵へ来院される皆さまのお話をお伺いする中では夏バテ症状が現れている方も増えている印象です。






夏バテ症状とは



低血圧

頭痛

めまい

全身の倦怠感

ふくらはぎのこむら返り(足がつる)

肩こり

胃の重苦しさ

お腹の張り感

下痢



....など、さまざまな症状があります。





どれも自覚症状としてはツラいものばかりですが、病院で検査を受けても数値としては「問題なし」とされてしまったり、ケガなどのように外見から分かりやすい症状ではないものが多いです。




そのため、ツラい夏バテ症状がありながらも、なかなか周囲の人に理解されにくいというお悩みも同時に抱えて来院される方が多いです。





そこで今回は夏バテに関する2つのことをご紹介しますね!(*´▽`*)




1. そもそも夏バテにならないためにはどんな夏バテ予防をしたら効果的なの?


2. 夏バテ症状の対処法は?





8月後半はとくに夏バテ症状が強く現れる時期です。

これから予防しようとされる方は、夏バテ症状を最小限にできるかもしれません。

すでに夏バテ症状が現れているという方へは対処法もご紹介しますね♪




ぜひ参考になさってみてくださいね!(*´∀`)b






江戸時代から受け継がれる夏バテ予防

〜からだを冷やすものには要注意〜

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江戸時代の夏バテについての基本的な考え方は、

ズバリ、予防に尽きる!!!というものだったようです。




予防が大事とはいえ、夏バテに注意していても夏バテをしてしまうこともあったかもしれません。

その場合は夏バテをした結果、起きる症状に気を付けることがとくに大事だったようです。




夏の過ごし方が適切でないと秋になるころに身体の抵抗力が弱まり大病を患う




.....とされ、かなり感染力の強い伝染病などにもかかる人がいたそうです。

夏バテ症状は現代に考えられているものよりかなり怖いものだったのかもしれないですね。





江戸時代に健康的ライフスタイルについて出版された「養生訓(ようじょうくん)」という本があります。著者は貝原益軒(かいばら えきけん)先生。




なんと、江戸時代に84歳まで生きたという超~長寿の方でした!Σ(゚Д゚;)




現代においても東洋医学(鍼灸、あん摩、指圧、漢方、薬膳など)業界ではバイブル的な本の1冊です。




また、有名な健康雑誌やヘルスケア情報を発信されている編集者さんやライターさんにとっても「養生訓」から記事のネタを探す、といわれるくらい大人気の本です(´∀`人)




そんなベストセラー「養生訓」にも、




夏に冷たいものを食べすぎると病気になる




って書かれています。




江戸時代の「冷たいもの」ってなんだと思いますか?




果物や生野菜、冷麺、お水などだったようです。





一方、現代で「健康的なイメージ」があるものといえばどんなものを想像しますか?

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ランチについてくる「生野菜のサラダ」

スーパーマーケットに並ぶお皿に盛り付けてすぐ食べられる「カット野菜」

スーパーモデル発信の生野菜や果物を使った「スムージー」

コンビニに並ぶ色とりどりの「野菜ジュース」

「お水」だって飲むほうが健康的(情報が溢れてる)




2021年に生きる私たちとってはむしろ「健康的なイメージ」があるものばかり…(^_^;)




なんなら今の時代、冬でも果物や生野菜食べてますけど?(・∀・)




.....って感じですよね(笑)





そのライフスタイルが夏バテのからだを作っているようなものじゃ…(´・ω・)




と、もしも貝原益軒先生がタイムスリップして来たら言われちゃうんじゃないでしょうか☆






でも、甘くて冷たくてゴクゴク飲めちゃう美味しいものは心の栄養なんですぅ~(∀`*ゞ)エヘヘ

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そんなこと言おうものなら、




そんなに冷たいもんばっかりで...おぬしの腹具合は大丈夫なんじゃろか?(´・ω・`)




...なぁんて、心配されてしまうかもしれないですね(笑)





もちろん江戸時代と現代では天候や社会環境、建物の構造、医療などの条件は大きく違います。

江戸時代みたいに夏バテ予防しなくても「へっちゃら☆」かもしれません。




しかし、現代では江戸時代よりも夏の暑さ冷たいものの差は大きくなっています




冷房によって江戸時代よりも人工的に夏バテになるケースが多いのです。

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冷房が苦手で自宅では気を付けていてもビルや電車内などでは寒いくらいの冷たい風にさらされることもあるかもしれませんね。




さらに冷房の効いた部屋の中で冷たい飲食物をとることも夏バテ症状が現れる方の日常では「あるある」ではないでしょうか。




その反面、外出時は身体にとって高い外気温と蒸し暑さへの対応を迫られることになり体温調節機能がめまぐるしく働かなくてはいけない状況が続くことも多いです。




1日の内でも、ある時間はからだの外側からも内側からも必要以上に冷やされ、ある時間は暑さと湿気に対応を迫られることを急激に繰り返すと、その変化にからだの機能がついていけなくなって不調を招くことになります。




この時に一番ダメージを受ける「からだの機能」が自律神経系といわれるところです。




自律神経系による「からだの機能」に不調を起こすと、血液循環・呼吸・消化・代謝・分泌・体温維持・排泄などの機能にバランスの乱れを起こしてしまいます。




「からだの機能」のアンバランスは免疫力の低下も招きやすくなります。





現代の「冷たいもの(冷房、飲み物、食べ物など)」の摂り過ぎによって夏バテ症状が現れてる方にとっては、古来より伝わる夏バテ予防を少しだけでも取り入れてみてはいかがでしょうか(*´▽`*)




また、夏バテは予防も大事ですが「すでに夏バテしちゃった~!(+_+;)」という方もいらっしゃるかもしれませんね( ̄▽ ̄;)




次は夏バテ対処法についてご紹介します!






夏バテ対処法

~夏バテによる胃腸症状を改善させるマッサージ~

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夏バテ対処法を日常生活で取り入れるには、




・食事に暖かい味噌汁やスープを付ける。


・冷房の冷えが気になるときは1枚薄手のはおりものやストールを羽織る。

(とくに首のうしろや肩から肘までが冷えないようにする)


・宅トレ(自宅でできるトレーニング)などで外出しなくてもできる運動をする。

(代謝機能をアップして血液循環を良くして冷えを改善)


・睡眠をしっかりとる。




...などがあります。




どれも日常のちょっとしたシーンでできることですが、無理せずに取り入れていくことをオススメします。




ちなみに香庵に来院される方で夏バテ傾向がみられるケースでは、とくに胃腸症状が現れている方が多いです。





夏バテと考えられる胃腸症状



・食べたあといつまでもお腹が重たい

・胸やけ

・胃が痛いような感覚

・みぞおちがつかえたような(詰まったような)感覚

・食後、強い眠気に襲われ起きていられない





このような夏バテ症状がある方は、背中(みぞおちの裏側あたり)が硬くなっていることが多いです。




とくに背骨の際を押すとコリコリとした硬く結ぼれたようなコリがあります。

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このコリは胃の消化機能が働きにくくなり、胃腸が疲れていることを現しています。





このコリを中心に背中全体をゆるめていくことが胃腸症状を改善するポイントです。




もしもご家族やパートナーと一緒にマッサージできる時間があったら「気持ちいい強さからイタ気持ちいい程度の強さ」でマッサージを行ってみてくださいね!





本来、胃腸は飲食物を身体に取り入れて「元気」の源をつくるところです。




胃腸症状があると栄養をエネルギーに変換できなくなるため「元気」を作り出すことが難しくなります。




「元気」がなくなってくると動きたくなくなってくるので物事に取り組む意欲も少なくなってきます。





その結果、現れてくる症状が、




・だるさ

・下半身(とくに足)の重だるさ

・むくみ

・食後の強い眠気

 (消化以外のエネルギーが使えない)

・動きたくなくなる

・やる気がなくなる

・運動不足になりがち

・肩から背中にかけての強いコリ

・うつむき姿勢(猫背)になりがち





夏バテの厄介なところは、胃腸症状が活動的なライフスタイルやキラキラした気持ちまで阻害するところです(´;ω;`)





どの症状が現れている段階でも、なるべく早めに夏バテ予防とケアをしてまいりましょう。





本来のご自身のステキなライフスタイルをときめく心と共に過ごしていただきたいな、と思います(*^ω^*)





香庵の夏バテ症状の鍼灸治療





香庵では夏バテ症状の鍼灸治療を行っています。

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