ワクチン接種から1週間続いた首の激しい痛み改善事例/40代女性(五反田 鍼灸院)




ワクチン接種の副反応がおさまってもさまざまな症状が現れることを皆さまからご報告いただいています。




前回はワクチン接種したあと副反応がおさまっても肘から手首までの痛みと重だるさが続いた方の症例をご紹介しました。

詳しい内容はこちらをご覧ください。

ワクチン接種後の腕の痛みと重だるさ改善事例/40代男性(五反田 鍼灸院)




今回はワクチン接種したあと副反応がおさまっても首の激しい痛みが1週間続いたという方の症例です。




どちらの方もワクチンを注射したのは左腕の三角筋です。

でも、今回は注射した位置から逆の方向に症状が現れました。





症状について




定期的に来院される40代女性H様。



今回は接種の副反応がおさまる頃を想定してご予約をいただいていました。




すでに香庵に来院される皆さまにはワクチン接種のあと、副反応がおさまっても他の症状が現れたときはご相談くださいとお伝えしています。もちろん、H様にもそのことをお伝えしていました。




H様にはワクチン接種した時の筋肉注射がとても痛く感じたそうです。



そしてそのあと副反応の発熱と頭痛が2日ほど続いてスーッと引いていったそうです。



しかし、ワクチン接種直後からの左首から肩にかけての激痛が1週間続いているとのことでした。






香庵の診断・分析





痛みを感じている首の部位から 寝違えたような感じですか?とお伺いしました。




寝違えの感覚に近ければ、首の痛みを起こす筋肉がある程度、推測・特定できるのではないかと思ったからです。




しかし、H様の答えは想定外のものでした!!!Σ(´⊙ω⊙`)




寝違えたのとは違って、今までに経験したことのない気持ち悪い激痛~(>_<;) とのこと。






本能的な防御機能でおきる「屈曲反射」




身体には本能的に痛みを感じるものからは遠ざかろうとする働きがあります。




例えば、腕や足に痛みを感じたとき、痛みを受けた腕や足を引っ込めようとする動き。

これは身体にもともと備わっている防御機能です。




この反射的な動きを「屈曲反射」「引っ込め反射」などといいます。




指先に痛みを感じると手首→肘→肩→首へと「屈曲反射」によってそれぞれの関節を曲げながら痛みから遠ざかろうと動くのですが、




ワクチン接種では三角筋への筋肉注射を行ったために、「屈曲反射」が肩→首へいきなり伝わってしまい、ドンッ!!!と、首の筋肉へ衝撃が走ったと考えられます。




しかし、本来ならこれはからだの自然な機能なので、これだけではH様の首から肩にかけての激痛につながる理由には不十分でした。






首の激痛を引き起こした本当の理由





ワクチン接種の時の様子をお伺いしても、H様が痛みを感じたときの「屈曲反射」は肩→首へ" 伝わっていくはずだった "んだと思います。




でも、注射を受けている最中に「屈曲反射」で動くわけにはいかない!という理性が働いて本能的な防御反応を押さえつけたのだと思います。




その結果、肩から首への筋肉を縮こまらせて起こす「屈曲反射」を、筋肉を固めて起こさないように全力で止める…という状態になったと推測しました。




縮こまらせる、の、反対は→伸ばす

固める、の、反対は→ゆるめる、柔らかくする




…なのに、筋肉を縮こまらせるのを筋肉を固めて止める状態って、やっぱり「気持ち悪い」状態なんですよねσ(^_^;)




その矛盾した状態が首や肩の激痛を引き起こしたのではないかと分析しました。






施術内容と経過





鍼灸治療の基本診断である脈診・腹診からまず痛みによる全身の緊張をゆるめてリラックスしやすい状態にするツボを1カ所選択して鍼をしました。




首の状態をチェックすると首と頭の関節がガチガチに固まったようになり動かなくなっていました。

そこから首の骨が1本の棒のようになり、その硬さが左右の首の筋肉に波及していました。

とくに首の中心から左にかけての筋肉の引きつれ感と強いコリがハッキリ現れていました。





仰向けになった姿勢で顔を左右それぞれ向けられるところまで動かしていただくと首の痛みのせいで動きが制限されていました。




首の後ろエリアの中心線(頸椎:けいつい)と首の骨の際に現れた強ばりをゆるめるツボをいくつか選択してそれぞれ鍼をしました。




からだの中心からゆるめていくことで左右の筋肉の強ばりもゆるんでいきました。




うつ伏せでは背骨1本が本来の長さを取り戻せるツボに鍼をしたあと、首がさらにゆるまるように数カ所のツボに鍼とお灸をしていきました。




再び仰向けになっていただいて顔を左右それぞれ向けられるところまで動かしていただきました。

痛くなく可動域いっぱいまで動かすことができるようになったので施術を終了しました。






治療の振り返り・院長より





ワクチン接種直後からの左首の経験したことのない気持ち悪い激痛が1週間続き、



香庵で早くみてほしい〜〜〜!(>-<)



と思いながら過ごされていたというH様。




からだの自然な反応を理性で押さえつけるって、実はからだにとってものすごくストレスフルなことなんです。




ワクチン接種のための筋肉注射だったから、仕方のないこととはいえ、

H様のおからだ様はそのことをすごく伝えたかったのではないかと思いました。




H様が首の気持ち悪い激痛から早く解放されることを願いながら治療にあたらせていただきました。





その結果、気持ち悪い感覚と、強い痛みの感覚。

どちらも取ることができて良かったです!ヾ(*´∀`*)ノ





H様、また次回のご予約日にお待ちいたしておりますね!





いつもご利用ありがとうございます。







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ワクチン接種後の鍼灸治療のご予約について(五反田 鍼灸院)


ワクチン接種後の副反応がおさまったけど他の症状が気になる.....という方はぜひこちらもご覧ください。


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