昨日、香庵に来院された女性から、こんなご相談をお伺いしました。
コロナ騒動がおさまってから治療に来ようと思っていたんです。治療室も不特定多数の人が出入りするところだから感染が怖くて来るのを考えていたんです。でも肩のコリがツラくて・・・
確かに、不特定多数が出入りするところが怖いと感じられるならば治療室への来院も控えられた方が無難かもしれません。
無理に来院されても心理的にからだがこわばって治療効果もあまり期待できないかもしれません。
その場合は、無理せず治療自体を控えられた方が良いかもしれません。
とはいいながら、香庵では、治療室内、治療道具など衛生管理、感染防止につとめています。
以前の記事でもいくつかご紹介していますので、よかったらご覧になってみてくださいね！
室内清掃、換気や手洗いなど、基本的な衛生管理に加え、手指消毒や治療器具の消毒、殺菌、廃棄など適切な処理はもちろんのこと、診療後は治療室・待合室ともに、約１時間かけて清掃を行っています。
さらに香庵は、完全予約制でご夫婦やご家族でない限り、基本的にはお一人様でご利用ただくプライベート空間です。
感染予防には、つねに気を付けている治療室ではありますが、それでも、この状況では不安感があるという方は、施術を受けられてもリラックスできないかもしれません。
しかし、香庵の取り組みをご理解いただいた方で、こんな状況だけど体調を整えたいという方には、
誠心誠意、おからだのサポートにつとめさせていただきます！
その際には、リラックスして鍼灸治療を受けていただき、鍼灸治療の効果をたっぷり受け取っていただきたい！とおもいます。
新型コロナウイルスの感染対策による生活のリズムの急激な変化と心身の疲労を回復していきましょう！
昨日来院された方は、香庵の取り組みをご説明したところ、ご理解いただくことができました。
「（清掃や消毒など）そこまでするのは、むしろ、大変なんじゃないですか！？でも、ハッキリ説明してもらうと安心ですねぇ！」
肩コリがツラく、睡眠不足も続いて疲労がたまって来院された方でしたが、からだが緩んでいくにつれて治療中も熟睡され（！）深い眠りの中で鍼灸治療を受けられたということで、施術後はスッキリされたそうです。
「感染が怖かったけど、（説明を受けて）安心して治療を受けられました～！しかも、首肩の柔らかさが、来たときと全然違う！！！」
と仰られてましたが、それだけ、日々の中で心身の緊張状態が高かったのではないかと思います。
コロナウイルスは飛沫感染と接触感染によりうつるとされています。
飛沫感染：感染者のクシャミ・せきなどと一緒にウイルスが放出され、他の人がそのウイルスを吸い込み感染します。
接触感染：感染者がクシャミ・せきを手で押さえた後、その手で触れたものにウイルスが付きます。他の人がそれに触れると手にウイルスがつき、その手で口や鼻を触れることで粘膜から感染します。
新型コロナウイルス感染症は、ウイルスが肺の中で増殖して肺炎を起こす症状と咽喉部で増殖して発熱・咳を起こす症状と２通りあるそうです。
国立がん研究センターの報告では、感染症状の割合は、肺炎など重篤なケースが２割程度。
あとの８割は、風邪症状と区別できないような発熱と咳が続いたあと、次第に改善していくそうです。
重篤な呼吸器症状で亡くなるとの報道が大々的に取り上げられると不安感を煽られますが、正しい情報を知って適切な対応を心がけることで、冷静に予防・対処できることもあるかと思います。
新型コロナウイルスの感染予防対策で職場や学校などの対応によって、ご家族の生活スタイル、生活リズムなどの急激な変化で、心身ともに疲労が現れてきている方も増えているようです。
食事や睡眠などの基本的な生活リズムをなるべく崩さないようにしながら、ストレッチなどで身体ほぐしをしつつ疲労をなるべく溜めないようにしていきましょう！
五反田の鍼灸院 香庵（かのん）
東京都品川区大崎5-4-7ハイツ五反田203号
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